ショッピングセンター/3月既存店売上2.8%増、イベント・テナント入れ替えなどで
2025年04月25日 17:35 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が4月25日に発表した3月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比2.8%増だった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
1月 | 4.9%増 | 5.1%増 | 4.2%増 |
2月 | 1.2%増 | 1.2%増 | 1.2%増 |
3月 | 2.8%増 | 3.1%増 | 1.7%増 |
ポイントアップや集客イベントなど館の販促施策のほか、テナント入れ替え効果があったことで前年を上回ったSCが多かった。
立地別にみると、中心地域は総合で前年同月比伸長率4.7%増、周辺地域は同1.8%増となった。中心地域はインバウンド客のほか、館周辺でのイベントなどにより来館が増えたSCが好調。周辺地域はレジャー需要にも対応する広域商圏型SCの売上が伸長している。
業種別にみると、「ファッション」は月後半からの気温上昇により、春物商材が稼働した。また、卒入学シーズンのためオケージョン需要も高かったという。「雑貨」は新生活需要で身の回り品が稼働したほか、ギフト需要も高かった。「飲食」は春休みに入り若年層やファミリー層が目立ったほか、送別会などの団体利用もあり好調だった。
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