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キリン/2月のビール類販売はマイナスも、「一番搾り」はプラス

2013年03月12日 / 決算

キリンビールが発表した2月の販売状況によると、ビール・発泡酒・新ジャンルの合計販売数量は、マイナスとなった。

ビールの合計はマイナスとなったものの、「一番搾り」の合計はプラスだった。「ホットスタウト」を提案する「一番搾り スタウト」の販売などが増加したほか、飲食店向けの樽が好調に推移した。

発泡酒では、「淡麗」シリーズはマイナスとなったものの、市場平均を上回った。

新ジャンルでは、「のどごし 生」がマイナス。一方、2月20日に発売した「キリン 濃い味 DELUXE(デラックス)」は、発売後およそ1週間で年間目標の約2割となる60万ケースを販売するなど、好調に推移。

栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料の「RTD」ジャンルでは、「氷結」が前年比約1割増。季節限定商品を発売したスタンダードシリーズや、早摘みシリーズの新商品が寄与した。

「本搾り」は、1月発売の新フレーバーが好調だったほか、コンビニエンスストア限定販売の季節限定商品を発売したこともあり、約5割増と大きく伸びた。

洋酒では、バーボンブランドの「フォアローゼズ」が、年初から展開している店頭施策が好評で、前年並みで着地。

スピリッツブランドの「スミノフ」と「ギルビー」はともに約1割増。

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