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Olympic/売上高6.2%減、営業利益60%減

2010年04月13日 / 決算

Olympic(オリンピック)が4月13日に発表した2010年2月期決算によると、売上高は1072億2800万円(前年同期比6.2%減)、営業利益3億900万円(60.7%減)、経常利益3億2800万円(55.8%減)、当期利益1億1900万円(69.9%減)となった。

2010年2月期は昨年9月、10月にそれぞれ1店舗を出店。埼玉県の店舗を新ブランド店舗「Olympicおりーぶ」2号店として改装。4月には川崎市の店舗を改装し、サイクル・園芸用品の専門売場を拡充するなど、既存店13店舗で改装を実施した。

一方、低収益店舗2店舗を閉店するなど、経営資源の再配分による投資効率改善や店舗運営の標準化に基づく生産性効率の改善を進めた。

利益面では、販管費が業態変更や店舗閉鎖などの効率化で3.7%減と改善したが営業利益、経常利益は減益となった。また、転貸物件の賃貸借契約解消により転貸損失引当金戻入額を特別利益に計上する一方、改装などに伴う固定資産除却損や減損損失、投資有価証券評価損等を特別損失に計上した。

業態別売上高はハイパーマーケットが686億300万円(6.9%減)、ハイパーストア99億4200万円(14.2%減)、スーパーマーケット88億2100万円(25.3%増)、ホームセンター139億9800万円(0.2%増)、その他22億7500万円(12.3%減)となった。

商品別売上高はスポーツ・レジャーが81億3700万円(3.3%減)、ホビー163億4000万円(0.8%増)、家庭雑貨153億7300万円(2.0%減)、家電製品76億3700万円(5.0%減)、衣料品34億500万円(12.0%減)、一般食品289億5400万円(4.9%減)、生鮮食品128億2900万円(6.8%減)などとなった。

来期は売上高1080億円(0.7%増)、営業利益11億円(256.0%増)、経常利益10億円(204.9%増)、当期利益5億円(320.2%増)を見込んでいる。

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