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良品計画/7月の直営店売上5.1%減

2009年08月05日 / 月次

良品計画(2009年2月期売上高:1637億円)が8月4日に発表した7月の月次概況によると、全社売上高は前年同月比2.7%減、直営店既存店は5.1%減となった。

部門別では、直営既存店の衣服・雑貨は5.8%減、直営全店は0.6%増。直営既存店の生活雑貨は9.3%減、直営全店は4.1%減。直営既存店の食品は4.3%減、直営全店は2.4%増となった。

来客数は直営既存店が7.5%減、客単価が0.1%減。直営全店は来客数が1.3%減、客単価0.4%減だった。店舗状況では水戸エクセル店の1店舗を出店した。

7月の販売動向は、天候不順の影響もあり肌着、トラベルバッグなどのバッグ、飲料など、夏商戦の中心アイテムが苦戦した。低迷中の生活雑貨は家具等の住空間が苦戦、アロマなどのH&Bは好調に推移している。

衣服・雑貨では、婦人ウェアと子供服の処分の動向が後半にかけ伸びるものの、継続的に紳士ウェアと売上構成比の大きいカットソーが苦戦した。単品では、10%OFFで訴求したパジャマは紳士、婦人ともに好調に推移。

生活雑貨ではソファの一部のカラーや革張りソファの処分が伸張したが、全体では処分品の苦戦で厳しい結果となった。食品は、夏商材の製菓材料など調味加工品は好調だったが、主力の菓子、PETボトルの無糖茶などのビバレッジが苦戦した。

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