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スーパーマーケット/8月売上は1.0%増の8069億円

2010年09月28日 / 月次

オール日本スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、新日本スーパーマーケット協会は9月28日、8月実績速報のスーパーマーケット販売統計調査を発表した(回答企業264社)。

調査によると総売上高は8069億9422万円(前年同月比1.0%増)で、うち食品合計は6947億5219万円(1.5%増)、非食品1122億4203万円(1.3%減)だった。

青果1044億118万円(3.0%増)、惣菜762億6654万円(3.1%増)、一般食品・その他3680億5007万円(2.0%増)と前年同月を上回ったものの、水産704億5723万円(2.1%減)、畜産755億7716万円(1.4%減)となった。

エリア別では、北海道・東北が1.2%増、関東0.5%増、東海・北陸0.2%増、関西2.4%増、中国・四国0.4%増、九州・沖縄0.9%増と全ての地域で売上が増加した。

総店舗数は7051店舗で、総売場面積は1167万3598㎡、店舗平均月商は1億1445万円、売場1㎡の売上高は6.9万円だった。

オール日本スーパーマーケット協会(50社)と日本スーパーマーケット協会(60社)の合計110社の既存店実績(参考値)は、総売上高1.0%減、青果1.2%増、水産4.5%減、精肉3.5%減、惣菜0.8%増、その他食品0.0%、非食品2.9%減となった。

<統計を発表する増井徳太郎新日本スーパーマーケット協会副会長>

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増井徳太郎新日本スーパーマーケット協会副会長は「3か月連続で販売総額は前年実績を超えたが、水産、畜産が苦戦している。地域別の状況では、関東の一部で客単価、客数、買上点数に改善が見られたが、その他の地域は総じて、客単価の下落傾向が続いている」と概況を説明した。

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