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スーパーマーケット/10月売上は2.6%増の7425億円

2010年11月27日 / 月次

オール日本スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、新日本スーパーマーケット協会は11月26日、10月実績速報のスーパーマーケット販売統計調査を発表した(回答企業263社)。
調査によると総売上高は7492億1083万円(前年同月比2.1%増)で、うち食品合計は6424億4609万円(2.6%増)、非食品1067億6474万円(1.1%減)だった。
青果993億3856万円(9.9%増)、水産659億4864万円(1.0%減)、畜産766億4183万円(2.0%増)、惣菜662億4990万円(4.0%増)、一般食品・その他3342億6716万円(1.4%増)、非食品1067億6474万円(1.1%減)となった。
エリア別では、北海道・東北が3.1%増、関東1.4%増、東海・北陸1.8%増、関西2.3%増、中国・四国3.4%増、九州・沖縄0.2%減となtった。
総店舗数は7066店舗で、総売場面積は1178万504㎡、店舗平均月商は1億603万円、売場1㎡の売上高は6.4万円だった。
オール日本スーパーマーケット協会(50社)と日本スーパーマーケット協会(60社)の合計110社の既存店実績(参考値)は、総売上高0.1%増、青果7.5%増、水産3.4%減、畜産0.2%減、惣菜1.9%増、一般食品・その他0.3%減、非食品2.7%減となった。
<増井徳太郎副会長(左)と安島浩司理事(右)>20101126jsakaiken.jpg
増井徳太郎新日本スーパーマーケット協会副会長は「デフレ基調が続き、客単価が下がり、客数が上がらない状況が続いているが、おおむね売上は堅調に推移している」と10月の特徴を解説した。
続いて、福島県いわき市を中心に食品スーパーを展開し、新日本スーパーマーケット協会の理事を務める安島浩社長が10月の概況を解説した。
安島社長は、「いわき市の人口は36万人から34万2000人までに減少し、既存店では100人くらいの影響がある。何もしなければ売上は頭打ちなので、年間50万円以上の顧客を対象に国内旅行への招待を実施するなど地域密着の販促を強化している」などと自社の営業概況を説明した。

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