流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





スーパーマーケット/11月売上は1.4%増の7321億円

2010年12月27日 / 月次

オール日本スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、新日本スーパーマーケット協会は12月27日、11月実績速報版のスーパーマーケット販売統計調査を発表した(回答企業263社)。
調査によると、総売上高は7321億1830万円(前年同月比1.4%増)で、うち食品合計は6220億8719万円(1.6%増)、非食品1100億3112万円(0.8%減)だった。青果・水産・畜産の生鮮3部門合計は2342億1283万円(2.7%増)。
食品の内訳は、青果916億4301万円(11.3%増)、水産660億6177万円(1.9%減)、畜産765億805万円(0.3%増)、惣菜638億4856万円(3.2%増)、一般食品・その他3240億2579万円(0.5%増)となった。
エリア別では、北海道・東北が0.9%増、関東0.7%増、東海・北陸0.2%増、関西3.1%増、中国・四国0.0%、九州・沖縄4.4%増となった。
総店舗数は7089店舗で、総売場面積は1180万5267㎡、店舗平均月商は1億328万円、売場1㎡の売上高は6.2万円だった。
オール日本スーパーマーケット協会(50社)と日本スーパーマーケット協会(60社)の合計110社の既存店実績(参考値)は、総売上高0.1%減、青果9.4%増、水産3.8%減、畜産1.5%減、惣菜1.4%増、一般食品・その他1.2%減、非食品1.3%減となった。
大塚明日本スーパーマーケット協会専務理事は「年末商戦を迎える準備期間でもある月だが、エコポイント、ボーナスの増減など消費者心理の悪化を踏まえ、中だるみ傾向があった。ホット商材は、前年に比べ気温が高いことから、鍋具材、おでん材料などの動きが鈍い」と報告した。
一方で、「クリスマスケーキ、おせちの予約は年々実績を伸ばしており、年末商戦は期待ができるとの声が一部の店舗ではあがっている」と12月商戦の見通しを示した。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧