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東京地区百貨店/5月の売上3か月連続マイナスの1166億円

2011年06月17日 / 月次

日本百貨店協会が6月17日に発表した5月の東京地区百貨店(13社26店)の売上高概況によると、5月の売上高は約1166億円(前年同期比4.3%減)で、3か月連続のマイナスとなった。
売上高構成比の88.7%を占める店頭売上高は3.4%減、同11.3%の非店頭は10.8%減となった。
都内各店の5月の入店客数は概ね5~6%の減少となった。天候不順や土曜日1日減少等のほか、首都圏居住者の間で遠出を控える傾向が続いていることも要因としてある。一方、郊外店は都内旗艦店の不振を補う形で好調に推移した。
東京地区では高額品の売上シェアが他地区に比べ大きいが、未だ震災前の水準にまでは戻っていない。宝飾品、高級時計、特選輸入衣料などが低調であった。
衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品の主要5品目は、3か月連続で全品目がマイナスとなった。、生鮮食品が2か月連続のプラス、家電が2か月ぶり、惣菜が7か月ぶりにプラスとなった。
総店舗面積は91万9001㎡(1.6%減)、総従業員数は1万9406人(7.6%減)となった。

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