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J.フロントリテイリング/8月の大丸売上高8.2%減、松坂屋11%減

2009年09月01日 / 月次

J.フロントリテイリング(2009年2月期売上高:1兆966億9000万円)が9月1日に発表した8月度の売上速報によると、大丸(15店舗)の売上高は前年同月比8.2%減、直営12店舗売上高は9.5%減となった。松坂屋(8店舗)の売上高は11.0%減だった。

大丸の営業概況は、売場特価などの価格対応商品、食品の催事などで動きがあったものの、秋物衣料品やラグジュアリーブランド、宝飾品なにど高額商品の動きが鈍かった。15店舗中最も売上高が落ち込んだのは梅田店の16.0%減で、催事効果により食料品は好調だったが婦人服・紳士服などが不調。最も好業績だったのは札幌店の1.0%減で婦人雑貨や食料品が堅調だった。

松坂屋も同様に売場特価や各店舗共同食品催事などは好調だったものの、秋物衣料の立ち上がりが鈍かったこと、高額商品が不振だったことなどで低調に推移。最も不調だったのは高槻店の14.5%減で婦人服が不調のほか、外商部門の大丸への移管も影響した。最も落ち込みが少なかったのは銀座店の3.6%減で、食料品、リビング用品は好調だっだが、婦人服、ラグジュアリーブランドが苦戦した。

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