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大塚家具/青山に新セレクトショップ「EDITION BLUE」オープン

2013年05月24日 / 店舗

大塚家具は5月25日、渋谷区神宮前に北欧をテーマにした新形態セレクトショップ「EDITION BLUE 青山」をオープンする。

<EDITION BLUE 青山>

EDITION BLUEは、デザイナーの佐藤オオキ氏が代表つとめるデザインオフィスnendo(ネンド)とコラボレーションして開発。4月5日には、IDC大塚家具新宿ショールーム内にインショップ形式で展開していた。

<店内の全景>

洋服を選ぶようにインテリアを選ぶをコンセプトに、北欧スタイルを軸としてイタリアン・モダンやヴィンテージなどをブレンドした家具や照明、雑貨などを編集し、ここにあるものなら何を買ってもコーディネートが成功しそうという安心感のある店舗を目指した。

<引き出しをイメージした壁面陳列>

店舗壁面では、引き出しをイメージした造作を設置。洋服を選ぶようにインテリアを選ぶコンセプトを表現した。

<店舗入口のディスプレイ>

店舗面積は約80㎡で、家具70~80アイテムのほか、食器、ファブリック、グリーン、小物などを販売する。

<テーブルには食器もディスプレイした>

食器や観葉植物は、これまで取り扱いが少ない分野であったが、セレクトショップとしての世界観を打ち出すために導入したという。

<観葉植物も販売>

30代~40代のインテリアに関心の高いトレンドセッター的な女性をターゲットとした店舗。出店地周辺では、インテリアショップのオープンが続いているため、家具に興味を持つ人の来店が見込めるという。

<リビングのディスプレイ>

ソファの価格帯は10万円~30万円程度を中心とし、既存の大塚家具の店舗よりも手頃な価格設置を目指した。自由に出入りのできる店舗運営で、気軽に立ち寄れる店舗とした。

<9万8000円のアームチェアを店頭で訴求>

路面型セレクトショップは、従来とは異なる新しいビジネスモデルの位置づけで、既存顧客とは異なる客層の開拓を目指す取り組みという。

<カーテンを装飾するカーテンタッセル>

既存店では、大型店で接客を中心に対応しているが、小型セレクトショップをコミュニケーションスポットとして展開することで、大塚家具と顧客の接点を増やす狙いだ。

<店舗奥のディスプレイ>

既存店で実施している最低価格保証のサービスも実施し、インターネット価格にも対応する。実店舗で、家具の使い勝手の確認やメンテナンスの説明など接客を通じたサービス体験の場を提供することで、既存店の来客数の増加を目指したいという。

店舗概要
所在地:東京都渋谷区神宮前3-1-28
交通:東京メトロ銀座線「外苑前駅」から徒歩4分
営業時間:11時~20時

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