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青山商事は4月19日、川崎市の武蔵小杉駅商業施設「ららテラス武蔵小杉」に新業態「NEXT BLUE(NB)」をオープンする。
ショッピングセンター向けに開発した新業態の1号店。路面店中心の「洋服の青山」、都心型ビルイン店中心の「THE SUIT CPMPANY(TSC)」に次ぐ、事業の第3の柱として、30歳代の男女をメインターゲットに展開する。
青山理社長は「従来の2業態がこれまで出店せずに空白エリアとなっている比較的人口が多い郊外駅前のSCやファッションビルなどの商業施設を中心に出店する。5年で100店、150億円の売上を目標とする」と新業態を解説した。
売場面積は40~60坪程度で展開し、効率的な商品構成で、メンズとレディスの機能性ビジネスアイテムを中心に展開、レディス商品は売場構成比で40%を展開し、レディスを強化した。
青山社長は「洋服の青山、TSCには、それぞれの業態イメージがあり、SCへの出店がしにくい面があった。SC向けの業態を明確に打ち出すことで、SCへの出店を加速する」と語る。
郊外駅前出店という商圏から、平日の女性客の来店が多いと想定。売場面積の40%をレディスとすることで、レディスの売上構成比の向上を狙う。現在、レディスの売上構成比は、洋服の青山が10%、TSCが20%となっているが、NBでは40%まで、高める計画だ。
4月19日に、ららテラス武蔵小杉(川崎)、イオンモール各務原(岐阜)に出店するのを皮切りに、22日にイオンモール大牟田(福岡)、24日にイオンモール松江(島根)、26日にイオンモール新居浜(愛媛)、5月3日にイオンモール春日部(埼玉)に出店する。年内にも10店舗以上を出店する計画だ。
店舗デザインは、カップルや家族連れのお客が入店しやすく、選びやすい店舗を意識した。オフィスを意識したディスプレイを配置。メンズはウッドテイスト、レディスは白を基調としたフロア構成で、「進化するオフィスウェア」をテーマとするNBの世界感を表現した。
商品面では、機能性を重視。伸びる素材で、スリムでも動きやすい「ストレッチ」、水や油をはじき汚れに強い「はっ水、はつ油」、ハンガーに掛けるだけで型が戻る「形状記憶」、プレスしなくてもパンツの折り目が消えない「形状記憶プリーツ」など機能性を打ち出した。
主力のメンズスーツは細身のスリムモデルとゆとりのあるフィットモデルの2ラインを展開。それぞれ、税別1万9900円、2万9900円、3万9900円の3つの価格帯で販売する。
ワイシャツもスリムモデルとフィットモデルの2ラインを展開。2900円、3900円、4900円の3つの価格帯で販売。ネクタイは2900円、3900円で販売する。
<色別に陳列したネクタイ>
クールビズに対応したジャケットやパンツも販売。ジャケットは1万6900円、1万9900円、パンツは7900円、8900円の2つの価格帯で展開する。
服飾雑貨では、バッグは5900円で販売。シューズは9900円、1万2900円の2つの価格帯の商品を展開する。
レディスでは、ジャケット1万2900円、1万6900円、1万9900円、パンツ・スカート6900円、7900円、8900円、9900円で販売。ブラウスは3900円、5900円で販売する。カットソーやカーディガンも販売する。
服飾雑貨では、バッグは5900円~、シューズは5900円~から取りそろえた。
NB開始にあたって、ブランドキャラクターとしてファッションモデルの桐谷美玲さんを起用。17日に「ららテラス武蔵小杉」で開いた1号店オープン記念発表会に桐谷さんが登場した。
桐谷さんは「NBのスーツは、青空のように気持ちのいい、着心地の良いスーツになっています。みなさん、是非、試してください」とコメントした。
青山社長は「NBのテーマは進化するオフィスウェアだ。武蔵小杉という街もどんどん進化している街であり、1号店の出店地として選定した。武蔵小杉の街と同様にNBを進化させていきたい」と抱負を語った。
店舗概要
所在地:神奈川県川崎市中原区新丸子東3-1302
ららテラス武蔵小杉3階
TEL:044-434-5123
営業時間:10時~21時
店舗面積:約50坪
■NEXT BLUE
http://www.nextblue.jp/
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