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ファミリーマート/障害者の自立支援で職場実習

2010年01月15日 / 経営

ファミリーマートは1月25日、障がい者の勤労観を醸成し職業的自立をめざすことを目的とした職場実習を、ファミリーマート三重県庁店で開始する。

実際に営業している店舗での職場実習によって、障がい者の自立支援につながると同社は見ている。

職場実習は、三重県内の聾学校、盲学校、特別支援学校に通うひとたちを対象とする。月曜日~金曜日(祝日除く)の10時~16時(実働5時間、昼食休憩1時間)の間に実施する。職場実習では、接客用語の発声や、おじぎなどの接客の基本を全員で実施。

個々の状況に応じて、商品の補充や清掃、検品作業、商品袋詰めの補助などを選択作業として実施する予定だ。1回あたりの実習人数は1~2名で、1人あたりの実習回数は、年間3回程度を予定しているが、個々の状況に応じて内容は異なる。

障がい者の実習支援は、ファミリーマート店舗で事前に店舗作業の研修を受けた県立特別支援学校の教諭が実施する。

ファミリーマートは2008年8月から「新宿スポーツセンター店」で、障がい者のための就労訓練の取り組みを実施しており、現在まで5人の訓練を受け入れている。

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