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帝国データバンク/2009年度の外食産業倒産件数674件

2010年06月08日 / 経営

帝国データバンクは6月8日、外食産業の倒産動向調査結果を発表した。それによると、2009年度の外食産業の倒産は674件(前年度比7.8%増)発生した。

2010年は3月が75件と月ベースでは最多となり、過去5年でも最多となった。4月は50件、5月も57件で推移している。2009年度の負債総額は大型倒産の減少で765億6200万円(17.7%減)となった。負債額のトップは、居酒屋「弁天」などを展開していたSKSシステムの84億2000万円だった。

地域別では近畿が266件と全体の4割を占めた。また関東も214件(23.7%増)、九州は40件(11.1%増)と過去5年で最多となった。増加率では中国の24件(2倍増)がトップで、東京、神奈川、福岡など、各地域の都市部での増加が目立った。

業態別では、居酒屋・バーが212件(構成比31.5%)でトップとなり、増加率では日本料理店、料亭が84件(21.7%増)と法人需要の減少などからトップとなっている。

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