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大日本印刷/プライベートブランド商品の広告代理店設立

2011年07月02日 / 経営

大日本印刷は7月1日、流通企業のプライベートブランド(PB)商品の容器や包装紙を広告媒体として、企業広告を掲載する新会社を設立した。
<PBの企業広告の事例>20110701dnp.jpg
事業内容は、スーパーマーケットなどが販売するPB商品の容器や包装紙を広告媒体とする事業で、広告掲載スペースの開発と販売を行う。4年後に約2億円の売上を見込んでいる。
広告掲載スペースを提供する流通企業は、PB商品の売上に加え、広告料収益を得られる。一方、広告出稿企業は、そのPB商品に関連する製品やキャンペーンなどの告知を行うことで、自社製品の認知度向上や売上促進、キャンペーンの活性化などが期待できる。
例えば、PB商品の牛乳パックに牛乳を使用した料理のレシピを掲載し、その料理に関連する食品を牛乳売り場の隣に陳列することで、生活者の購入意欲をかきたてる効果を狙うことができる。広告を掲載するPB商品は、生鮮食品や加工食品、日配食品など。
フレップスは、PB商品と広告商品の組み合わせを提案するとともに、広告効果測定を行い、流通企業やメーカー各社へ報告する。メーカー各社に対して店舗内でのプロモーションを支援するなど、メーカーと流通を結ぶ新しいコンサルティングサービスも提供する。
当初は、流通企業のPB商品と関連の深い食品・日用品メーカーの広告を中心に取り扱い、将来的には、「脳を活性化させる」、「疲労を回復させる」など生活者の関心の高い情報を掲載するほか、家電、通信、教育などの分野にも拡大していく予定だ。
新会社概要社名:フレップス所在地:東京都新宿区納戸町26-8 横井ビル資本金:2500万円設立日:2011年7月1日社長:玉井 亮一従業員数:4名

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