流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





CCC/TSUTAYA利用者の55.9%、ブルーレイ再生機所有

2012年02月03日 / 経営

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は2月3日、TSUTAYA店舗利用者を対象に毎年実施している郵送調査を発表した。
調査によると、ブルーレイが再生できる機器を所有する割合が初めて半数を上回り55.9%となった。2011年11月に実施した調査で、有効回答数は1509人。
ブルーレイ録画再生機器の所有率も42.4%となった。ブルーレイ再生機器の所有率は2年前の2009年調査時点で19.0%、2010年調査にて33.7%だった。
2011年7月の地上波放送のデジタル化(地デジ化)移行のほか、洋画作品などを中心にブルーレイソフトのラインナップが徐々に充実していることなどから、2011年に大幅に所有率が伸びたという。
TSUTAYAでは地デジ化の3年前の2008年7月から、全国の店舗でブルーレイソフトのレンタルを開始した。
ブルーレイソフトの販売では、不要なDVDを持ち込むとブルーレイが割引になる「ブルーレイ買い替えキャンペーン」を実施したほか、ブルーレイソフト購入者を対象に、洋画のカタログ誌である「シネマハンドブックブルーレイ版」を配布するなど、ブルーレイの高画質を楽しむきっかけ作りとなる企画を実施した。
レンタル状況は、昨年の月間のレンタル枚数が毎月前年対比で50%増~100%増の推移をしており、2011年7月には初めて月間レンタル枚数が100万枚を越えた。販売ではアニメをはじめ、洋画でもブルーレイソフトの販売枚数がDVDソフトを上回るタイトルが増えている。
ブルーレイ再生機器の保有拡大に伴い、今後もブルーレイソフト利用の拡大が見込まれるという。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧