イコールパートナーズ／9億5000万円で小僧寿しを子会社化

2012年02月14日／経営

イコールパートナーズは2月14日、小僧寿し本部株式に対して公開買付けを開始すると発表した。

買付予定数は680万8700株で1株あたり140円で買い付ける予定で、買付代金は、9億5326万円。

このため、小僧寿し本部は同日、すからーくとの資本業務提携を解消すると発表した。

小僧寿し本部はすからーくと資本業務提携し、2006年5月にはすかいらーくの子会社となっていた。

当初は、すかいらーくの強みであるソーシング活動やバイイングパワーの活用、物流・配送網の活用によって、食材の品質向上や原価低減を実現するとともに、店舗の開発・メンテナンス能力を向上させることを目指していた。

しかし、両社は、提供している食材の違いや外食と物販という事業モデルの違いから、当初期待していた共同購買や小僧寿しチェーンの宅配ビジネスへの参入などについて十分にお互いの強みを活かすことができず、すかいらーくグループに属することによるメリットをあまり享受できる状況にはなかったという。

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