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オンワード樫山/都市型商業施設向け新業態、SHARE PARK

2014年03月20日 / トピックス商品店舗店舗リポート経営

オンワード樫山は、千葉県船橋市の商業施設「ららぽーとTOKYO-BAY」に、「SHARE PARK(シェアパーク)」をオープンした。

<SHARE PARK>
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都市型商業施設向けに開発したライフスタイル型新ショップ。オンワードのものづくりのノウハウを生かし、品があり、室の高い大人のカジュアルスタイルを提案する。

<レディスの店内中央のディスプレイ>
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30代後半の大人をメインターゲットに、Dear Everday(かけがえのない・ありふれた日々に)をキーワードに、レディス、メンズ、キッズ、雑貨、ヘルス&ビューティー、カフェを提案する複合業態。売場面積は333㎡。

<カフェ>
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ショップ開発にあたり、初期段階からアートディレクターの森本千絵さんが参画、店舗環境は若手建築家の谷尻誠さん、フード関連は、プロデューサーの関口正人さんとそれぞれ協業した。

レディスの店内中央のディスプレイでは、いけばな草月流の洲村衛香さんによる生け花を配置している。

<レディス売場入口>
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商品構成は、アパレルが75%、雑貨が25%。アパレルは、ほぼオリジナル商品を展開し、雑貨を中心に25%程度の仕入れ商品を販売する。男女別の商品構成比は、レディス60%、メンズ30%、その他10%。

<メンズ売場入口>
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主要商品の価格帯は、レディスでは、シャツ・ブラウス6900円~1万5000円(中心価格7900円)、カットソー1900円~9250円(4900円)、ニット7900円~1万2000円(8900円)、ジャケット・ブルゾン1万2000円~2万2000円(1万4000円)、ワンピース8900円~1万5000円(1万2000円)、パンツ5900円~1万4000円(9250円)、スカート7900円~1万4000円(8900円)、グッズ1500円~2万1000円(5900円)を展開。

<レディスの靴を含めたコーディネート提案>
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メンズでは、シャツ7900円~1万4000円(9250円)、カットソー3900円~9900円(3900円)、ニット8900円~1万5000円(1万1000円)、ジャケット・ブルゾン1万4000円~2万5000円(1万5000円)、パンツ6900円~1万4000円(9900円)、グッズ1200円~2万5000円(4500円)を展開する。

<メンズのコーディネート提案>
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シェアパークは、人々が集い、居心地の良い場所としての公園で、一緒に行く、友人、パートナーなどと、喜びや感動をシェアするという思い込めたブランド名称という。

<カフェの正面は試着室のある店内側とした>
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家族で店舗に訪れて、お母さんのフィッテイングを待つシーンもあるため、店内中央にカフェを設置した。そのため、カフェの正面はショッピングセンターの通路側ではなく、試着室のある店内側に設定した。

<メンズとレディスの間にカフェを挟んだ配置>
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公園付近のカフェで気軽にくつろぐ雰囲気で、買い物を楽しみながらくつろいでもらう狙いもあり、カフェの配置は、メンズとレディスの間の店舗中央とした。カフェでは、季節の野菜や果物を使用したスムージーやグラノーラを提供し、食の面でもライフスタイルを提案する。

<レディスの壁面ディスプレイ>
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レディスでは、きちんとした表情で楽な着心地を体験できる素材としてジャージーをキー素材にし、イタリアのインポート素材なども多用した、質にこだわった商品を展開。

<レディスのレジ左側壁面>
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ロングアイランドでの日常生活をイメージしたモダンなデイリースタイルや、ミリタリーアーバンスタイルにスポーツテイストを取り入れたミックススタイリングを提案する。

<メンズの店内>
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メンズでは、フレンチ&プレッピーをキーワードに、きれいめのスポーツカジュアルとデニム素材を切り口とした商品を提案する。

<キッズの店内ディスプレイ>
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キッズでは、大人のレディス、メンズとの共通素材を使用し、着心地感を表現するとともに、ファミリールックとしてのコーディネートの統一感を目指した。キッズのサイズ展開は、95cm~120cmとした。

<スーパーマーケットへ向かう通路側の入口>
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店舗はアパレル店舗が並ぶショッピングンセンターのメイン通路とスーパーマーケットなどあるエリアにつながる通路の角に立地する。

<ヘルス&ビューティーコーナー>
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そのため、スーパーマーケットから続くコーナーに沿って、レディス売場を配置。スーパーマーケット側の入口には、ルームウェア、インナーウェア、コスメ関連まで多彩にそろえた、ヘルス&ビューティーコーナーを設けた。

<インナーウェア>
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インナーウェアではグループ企業のチャコットが、春から開始した新インナーウェアブランド「シュット・インティメイツ」の商品を展開する。シュット・インティメイツは、バレエ・ダンス用品を専門に展開するチャコットが3年をかけて開発したインナーウェア。

<コスメ関連商品>
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サイズバリエーションが多すぎて、買い物しずらいという女性の声を受け、通常ではカップとアンダーの組み合わせが20通り程度のインナーを、素材の伸縮率などを活用し5通りにまでに減らし、新たなインナー提案を行うという。

<ベビーカートも楽に通れる試着室の通路>
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ヘルス&ビューティーコーナーとレディスコーナーの間にキッズを展開。キッズコーナーの裏手に試着室を設けた。メインターゲットである30代のファミリー層は、小さな子どもがいることも多いため、試着室の通路はベビーカートが楽に通れる幅を確保した。

<子どもも一緒に入れる大きさの試着室>
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試着室自体の大きさも、お母さんと小さな子どもが一緒に入っても余裕のある大きさを確保した。

<スニーカーも服と一緒に提案>
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オンワード樫山では、シェアパークを都市型商業施設に展開する店舗のひとつの柱に育てる方針で、秋にも2店を出店する予定だ。1号店である「ららぽーとTOKYO-BAY店」で、商品構成や売れ筋商品などを検証しながら、業態としての完成度を高めていくという。

店舗概要
所在地:千葉県船橋市浜町2-1-1
TEL:047-421-7170
営業時間:10時~20時、土日祝21時閉店
売場面積:333㎡

<商品陳列は1アイテム2サイズを中心に>
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<ボールペン・ノート>
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<文房具でもライフスタイル提案>
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<メンズのメガネも豊富>
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<メガネと文房具を統一感ある提案>
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<シューズや時計も>
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<メンズの壁面ディスプレイ>
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<メンズのパンツ>
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<メンズ側のショーケース>
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<レジ後方に公園の壁をイメージした石の造作>
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