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三光マーケティングフーズ/東京チカラめし事業の一部を分社化

2014年04月10日 / 経営

三光マーケティングフーズは4月10日、東京チカラめし事業の一部を分社化すると発表した。

88店の内、フランチャイズ店は除く68店を会社分割により、新設会社「チカラめし」に承継する。

同時に、新設会社の全株式を、マック、そのグループ会社のユウシン、マイビスに譲渡する。

分割する事業の2013年6月期の売上高は34億4100万円だった。

東京チカラめしは、2011年6月に1号店を出店して以来、積極的に出店展開してきたが、米国産牛肉などの主要食材の高騰、コンビニエンスストアなど業種を超えた競争激化、消費税増税による収益力の低下が見込まれることから、昨年から、既存店舗群の全面的見直しを行い、店舗再編を実施してきた。

再度、直近の状況と実績を踏まえ現在の経営状況を分析した結果、居酒屋事業への経営資源集中が必要と判断し、東京チカラめしは、大幅に縮小せざるを得ないと経営判断した。

会社分割により事業の一部を新設会社に承継させた上で、複数の候補先の中から、譲渡先を選択した。

同形態で飲食事業を運営しており、東京チカラめしの利用者へのサービス継続という考えが一致し、新設会社の全株式をマックグループに譲渡するに至った。

会社分割後、自社に残る20店は、引き続き東京チカラめし業態の再編を含めた見直しを実施する。

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