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DNP、紀伊國屋書店/出版流通活性化で新会社を設立

2015年03月19日 / 経営

紀伊國屋書店、大日本印刷(DNP)は3月19日、出版流通市場の活性化と新しいビジネスモデルの創出を目的として合弁会社「出版流通イノベーションジャパン」を4月1日に設立すると発表した。

資本金は1億円で、出資比率は紀伊國屋書店50%、DNP50%。

出版流通市場は、紙の書籍販売が縮小する厳しい状況が続いており、成長が期待される電子書籍においても、多くのプレイヤー間の競争は激化の一途を辿っている。

紀伊國屋書店とDNPは、社会が大きく変化する中で「文化・情報の発信」「知のインフラ」の担い手として出版業界の発展に貢献することが国力の礎になり、日本の文化と社会の発展に寄与するとの思いのもと、広く出版流通市場の活性化や新しいビジネスモデルの創出を企画するための合弁会社を設立する。

それぞれリアル書店とネット書店の「ハイブリッド戦略」を執る両社が互いのノウハウを共有し、日本の出版流通市場が抱える課題について調査・分析と施策の検討を行う。

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