三井不動産は4月6日、埼玉県富士見市に10日に開業する大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと富士見」の内覧会を開催した。
農地を開発したもので、開発区域面積は約17万7000㎡、建築敷地面積は約15万2000㎡、延床面積は約18万5000㎡、店舗面積は約8万㎡、駐車台数約4600台で、全293店が出店する。
目標年商は、450億円~500億円で、「ららぽーとTOKYO-BAY」(店舗面積約10万2000㎡、約460店)、「ららぽーと横浜」(同約9万3000㎡、約280店)に次ぐ、3番目に大きな「ららぽーと」となる。
1次商圏は、富士見市・ふじみ野市・三芳町・志木市で、車で20分圏内の総人口は約65万人。車で30分まで拡大した2次商圏は、北は川越市、東部はさいたま市西区・桜区、南部は朝霞市・新座市、西部は所沢市、清瀬市、狭山市までを含み、総人口は約160万人設定した。
2010年の国勢調査によると、周辺10km圏内の年代別人口構成比は、20~40歳代で42.9%を占め、ファミリー層が厚い商圏、加えて60歳代以上のシニア層も27.0%を占め、幅広世代が居住する地域。
そのため、全世代に対応したマルチフォーマット的な店舗構成を目指した。テナントの業態別構成比は、ファッション35%、フードコート、レストラン、食物販20%、エンタ-テイメント、雑貨40%、キッズ5%とした。
シニア層も一定数の来店が予想されるため、「ららぽーと」として初めて、サテライト型百貨店3店を一つの施設に集積した。三越伊勢丹の小型店「MI PLAZA」、京王百貨店のサテライト店舗、地元埼玉の百貨店「丸広百貨店」の小型店「Season closet maruhiro」が出店する。
ファミリー層に対応し、「ららぽーと」で共通に進める取り組み「ママ with ららぽーと」を踏襲。ハード面では、フードコート内に「キッズプレイエリア」を設置。そのほか、キッズトイレ、おむつ替えスペース、授乳室などがそろう「キッズコーナー」、ベビーカーも入れる「女性用トイレ個室」「授乳室個室」などを設けた。
地域との連携では、地元「JAいるま野」と連携。産直品販売「いるマルシェ」を出店するほか、レストラン街に出店する「彩の国レストラン」に地元野菜を提供する。そのほか、周辺農地での農業体験を通じた食農教育として、東京農業大学・富士見市・JAいるま野が連携して、収穫体験イベントを季節ごとに実施する。
多世代が楽しめるエンタ-テイメント機能として、レゴブロックのレゴが日本で初展開する新コンセプトストアを展開。「レゴスクール」と「レゴストア」を併設出店し、レゴ教材を活用しながら、子どもの学びの意欲を高める。そのほか、プログラマ、建築家、CGアニメーター、デザイナーなどで構成する「チームラボ」が展開する「チームラボアイランド 学ぶ!未来の遊園地」が出店する。
屋外には、約10分の1スケールのミニチュアトレインの運転体験ができる「セガソニック鉄道」、人工芝のフットサルコート「JO FUTSALBASE」、バーベキューができる「デジキューBBQ&かき小屋」をそろえた。
映画館として、9スクリーン・約1600席を備えた「TOHOシネマズ」を誘致。「TCX(TOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREEN)」、ドルビー社が提供する臨場感あふれるシネマ音響「ドルビーアトモス」を埼玉県内で初導入する。
体感型店舗として、販売している商品を実際に、野外のランニングコースやフットサルコートで試せる「スーパースポーツゼビオ」、店内で猫と、ドックランで犬と遊べる「Pet Plus」、ヘッドホン視聴ラウンジや美容家電・掃除機など幅広い商品を試せる家電の「ノジマ」を誘致した。
ファッションでは、都市型セレクトショップ、アメリカンカジュアルなどのインポートブランド、コスメ、ジュエリー、ファッション雑貨などを集積した。
上質なライフスタイルを提案する業態として、生活雑貨店も集積。無印良品、PLAZ、FLYING TIGER COPENHAGEN、TOKYU HANDS、Franc franc、ZARA HOME、Afternoon Tea HOME&LIVINGなどを展開する。
スポーツ・アウトドア関連のショップも集積し、屋外での生活シーンをサポート。mont・bell、Columbia、HELLY HANSEN、THE NORTH FACE、PUMAなどを集めた。
キッズ、ベビー対応の店舗も集積。アカチャンホンポ、BREEZE、JENNI、motherways、petit main、スタジオアリスなどが出店する。
三井不動産では、まだ大型商業施設「ららぽーと」の出店余地は十分にあると考えており、首都圏のほか、大阪、名古屋を含めた3大都市圏での出店を狙う。小売業主体のディベロッパーと異なり、純粋に不動産収入のみで運営するため、一定規模の商圏が必要となるが、これまで未開発の名古屋・中京エリアに、オリンピックまでには出店したいという。
■施設概要
所在地:埼玉県富士見市山室1-1259-1他
開発区域面積:約17万7000㎡
建築敷地面積:約15万2000㎡
構造規模:鉄骨造4階建(店舗部分は3階建)、駐車場棟は鉄骨造5階建
延床面積:約18万5000㎡
店舗面積:約8万㎡
店舗数:293店
目標年商:450億~500億円
交通:東武東上線鶴瀬駅から約1.5km
ららぽーと富士見
http://www.lalaport-fujimi.com/
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