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三越伊勢丹ホールディングスは9月7日、事業会社の三越伊勢丹の新たな店休日として、2016年1月2日を設定すると発表した。
伊勢丹の新宿本店、立川店、浦和店、松戸店、相模原店、三越の銀座店、千葉店、恵比寿店は1月1日、2日が店休日となる。
三越の日本橋本店、多摩センター店と伊勢丹の府中店は1日のみが店休日となる。
1995年以降の約10年で百貨店の営業時間・営業日は一気に拡大し、従業員の働く環境が厳しくなり、結果として百貨店の強みである販売サービスの低下を招いた。
三越伊勢丹では、販売員の働く意欲の向上を目指し、2009年度から営業時間短縮を、2001年度から「元旦以外の店舗休業日」を導入した。
その結果、営業時間に販売員が厚く配置され、お客により質の高く手厚い販売サービスを提供することが可能となった。取引先からも販売員の労働環境改善や人材の安定確保などの観点から営業時間短縮や店舗休業日を求める動きが出てきている。
2日間正月休みを取ることで、新たな一年への意欲を高め、取引先を含む全従業員がより一層、お客の要望に対応できる体制を整える。
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