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ローソン/ポプラとの業務提携でダブルブランド店舗

2015年09月18日 / 店舗経営

ローソンとポプラは9月18日、双方のチェーンブランドの強みを相互活用するため、新たに店舗レベルでの業務提携について基本合意書を締結したと発表した。

<ローソン・ポプラ店舗イメージ>
ローソン・ポプラ店舗イメージ

新規事業として、山陰地区で「ローソン・ポプラ」ダブルブランド店を展開する。山陰地区の鳥取、島根では、少子高齢化が加速しており、地域社会の構造と事業環境が大きく変化している。

急激な変化に対応するために、山陰地区で№1のシェアを持つローソンと、特長ある商品づくりで地域のお客に支持されるポプラで、共同運営会社を設立し、両社が持つ店舗・配送インフラの段階的な共通化を促進、商品開発や品そろえで連携することで効率的店舗運営体制を整え、山陰地区のお客のニーズにきめ細かく対応する。

全国のマイクロ・マーケット(小規模商圏)市場の開拓での連携も行う。工場・オフィスビル・学校・病院・駅などマイクロ・マーケット(小規模商圏)における店舗ニーズは近年ますます高まっていますが、採算性の観点から一般的なコンビニエンスストアの出店が難しい状況にあった。

一方、ポプラが持つ売上ロイヤルティ制度は、日販が小規模な立地で採算性を確保しやすいことから、ポプラはこれまでもマイクロ・マーケットに積極的に出店を進めていた。

今後、ポプラはローソンと協力し、ポプラブランド、生活彩家ブランドを活用して一層マイクロ・マーケットの開拓を促進し「生活基盤としてのコンビニ」の役割を担う。

マイクロ・マーケット店舗の拡大は2015年度30店、2016年度50店、2017年度以降は年70店を展開する予定だ。

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