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三越伊勢丹HD、野村不動産HD/包括的業務提携で合意

2015年10月28日 / 経営

三越伊勢丹ホールディングスと野村不動産ホールディングスは10月28日、お客の利便性向上とサービス拡大による両社相互のブランド価値向上を目的とする包括的業務提携に向けた検討を開始すると発表した。

取組みの一環として、野村不動産HD 子会社である野村不動産と三越伊勢丹HDの子会社エムアイカードは2016年秋を目途に、「野村不動産グループカスタマークラブ会員」に向けた提携クレジットカードを発行する。

両グループはこれまで2014年4月三越伊勢丹HDの関係会社である三越伊勢丹不動産に野村不動産が資本参加し、名古屋地区におけるマンション分譲共同事業など、両グループ協力した高付加価値商品・サービスの開発・提供を目指してきた。

こうした取り組みを通じ、成熟した市場において、両社の持つ顧客基盤には親和性があり且つ互いの持つサービスに補完関係があり、両社のお客に対する思いや姿勢が一致するという共通の認識を持った。

従来の両社の協力関係を発展させ、相互送客や、それぞれの強みを活かしたさまざまなコラボレーションによるサービス開発など、お客のライフスタイル全般にわたる新しい価値提供の実現を目指す。

今後、両グループの顧客の相互送客(商品・サービス等の案内)、三越伊勢丹グループが推進するMIポイントプログラムの共有などCRM強化についての検討を開始。両グループ各社の経営資源を活用した各種サービスの開発・提供についても協議・検討する。

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