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味の素/北米でドライ食品と冷凍食品の一体運営体制構築

2013年01月11日 / 経営

味の素は4月から、米国の連結子会社「味の素ノースアメリカ(AJINA)」のコンシューマーフーズ部門に、「アメリカ味の素冷凍食品(AFU)」の開発・マーケティング・販売部門を統合する。調味料・加工食品などのドライ食品事業と冷凍食品事業の一体運営を行う体制を構築する。

現在、同社グループのアメリカにおける冷凍食品事業は、アメリカ人の嗜好を理解する現地スタッフによる「顧客対応型開発営業」を取り入れ、大手量販店向け販売などで事業を拡大させているという。

今回、こうした手法をドライ食品事業においても展開することにより、北米コンシューマーフーズ事業のさらなる拡大を図るとしている。

北米のコンシューマーフーズ市場は63兆円規模で、ここ5年の間も年率1%で安定的に伸びているという。

冷凍食品事業の成功モデルをドライ食品事業に展開し、より現地の消費者の嗜好に合った製品の開発・営業を加速させる。同社は、2020年度までに北米におけるコンシューマーフーズ事業を売上高約3億ドル(約260億円)に成長させることを目標としている。

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