ハーバーステージ横浜北仲/オフィス・商業・住宅の複合施設、27年秋完成へ

2025年05月08日 11:59 / 店舗

東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険は5月8日、「北仲通北地区B-1地区新築工事」の街区名称を「ハーバーステージ横浜北仲(HARBOR STAGE YOKOHAMA KITANAKA)」に決定したと発表した。

<ハーバーステージ横浜北仲>
ハーバーステージ横浜北仲

オフィス・商業施設・住宅の複合施設で、2027年秋完成予定となっている。

開発予定地は、みなとみらい線「馬車道」駅より徒歩約2分に位置し、二方が海に囲まれている。

敷地内には、運河沿いにプロムナードや約3200m2の広場を設ける。

建物1階から2階に位置する低層部商業ゾーンは、運河沿いの開放的な環境と上質な時間を楽しめる約4300m2規模の飲食店舗、サービス店舗などがそろう。

<用途構成図>
用途構成図

2階から6階に位置する、基準階面積約2446.28m2の大フロアを有するオフィスゾーンは、横浜の海と広場を近くに感じられる眺望を楽しめる。

利用者の健康性、快適性の維持・増進を支援する建物としてCASBEEスマートウェルネスオフィス認証を取得予定だ。

40階建ての住宅棟は、横浜の景色を一望できる。曲線美を描いたタワーは、際立つフォームにより横浜の新たなアイコンとなるデザインを目指したという。

<水辺のステージを目指す>
水辺のステージを目指す

また、周辺の空間は「日常を輝かせる水辺のステージ」というコンセプトを掲げ、建物の周囲にも人々の日常を輝かせるランドスケープを形成していく。

「馬車道」駅からの動線と水際線プロムナードの結節点となる北側エリアには、人々が行き交い集う場として芝生広場を設ける。さまざまなイベントの舞台として活用も検討している。

ランドスケープのデザインでは、航跡波をモチーフとした弧を描く舗装パターンの上に、木立やさまざまな形状のベンチ・カウンターテーブルなどを点在させることにより、人々が心地良くすごせる水辺のステージを演出する。

<シェア型農園>
シェア型農園

さらに、西側のランドスケープには、周辺住民、オフィスワーカーなどが利用できるシェア型農園を計画。「農」「食」をきっかけに地域の緩やかなつながりを生み出し、水辺のステージの一つとしてこの場所らしいライフスタイルを提案したい考え。

<開発予定地>
開発予定地

■ハーバーステージ横浜北仲
所在地:神奈川県横浜市中区海岸通5-25-1(住居表示未定)
敷地面積:1万2345.18m2
事業者:東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険
設計・監理:熊谷組・東急設計コンサルタント設計共同企業体
施工者:熊谷組 首都圏支店
外観デザイン:日建設計
ランドスケープデザイン:スタジオ・ゲンクマガイ
完成予定:2027年秋
主要用途:住宅・商業・オフィス
階層:地上40階・地下1階
高さ:約150m

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