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日清オイリオ／減収も、最終利益5倍に＝4～6月期

2014年08月01日 ／ 経営

日清オイリオグループは8月1日、2015年3月期第1四半期（4～6月）連結決算を発表した。

売上高は前年同期比2.9％減の782億円、営業利益は約2.4倍の17億円、経常利益は約2倍の17億円、純利益は約5倍の12億円だった。

中核となる油脂・油糧事業は8.5％減少。消費増税に伴う駆け込み需要の反動で、家庭用食用油をはじめとする油脂製品の売上が減少した。連結対象だった中国の子会社が前期末に持分法適用会社となったことも響いた。もっとも、積極的なコストダウンを進めたことで、セグメント利益は19.1％増加。

加工油脂事業は10.4％増収、セグメント損益は5.5億円の黒字（前年同期は3億円の赤字）となった。

通期予想は据え置いた。売上高を前期比3.3％減の3260億円、営業利益を25.4％増の64億円、経常利益を18.6％増の60億円、純利益を23.0％増の28億円と見込んでいる。

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