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アース製薬/1~9月期は増収減益、殺虫剤の売上が減少

2012年11月06日 / 経営

アース製薬は11月5日、2012年12月期第3四半期(1~9月)決算を発表した。売上高は1050億1200万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は111億1100万円(12.2%減)、経常利益は115億2900万円(11.3%減)、純利益は60億5600万円(17.3%減)となった。

日用品部門で、洗口液「モンダミン」や入れ歯安定剤「ポリグリップ」、知覚過敏予防ハミガキ「シュミテクト」が堅調だった。入浴剤の「バスロマン」「保湿入浴液ウルモア」が順調に売上を伸ばしたほか、子会社化したバスクリンの入浴剤「バスクリン」や「きき湯」が売上に寄与した。

一方、主力の殺虫剤部門の売上が減少したことに加え、バスクリンの買収で発生したのれんの償却費を計上したことで、利益は圧迫された。

通期予想は据え置いた。売上高を1264億500万円(前期比13.9%増)、営業利益を63億200万円(3.1%増)、経常利益を67億7800万円(2.1%増)、純利益を30億400万円(9.6%減)としている。

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