ファミマ 新商品/11種類のチョコスイーツ10/28発売、テーマはひとくちで3度幸せ

2025年10月24日 15:29 / 商品

ファミリーマートは10月28日、11種類のチョコスイーツをデザート・パン・アイス・菓子・ドリンク・焼き菓子など、さまざまなカテゴリで展開するキャンペーン「ファミマがチョコだらけ!」を今年も開始する。

<11種類のチョコスイーツをラインアップ>
ファミマ

ファミマは昨年、「コンビニでスイーツを買うならファミリーマート」だと、一番最初に想起されるチェーンになることを目指す取り組み「スイーツのファミマ」キャンペーンを開始した。ファミマがチョコだらけ!は、その第1弾として開催されたもので、当時は商品の食感にこだわったチョコスイーツを展開。期間内で累計販売数850万食を突破するなど好調に推移した。

24年度は、チョコだらけ!キャンペーンを皮切りに、猫の日(2月22日)に合わせた「ファミリ~にゃ~ト大作戦!」やAfternoon Teaとのコラボ企画などを実施。結果、24年度のスイーツ部門の売上が前年比4%増を記録した。スイーツのファミマは25年10月で2年目を迎え、まずは今年も顧客にチョコスイーツを訴求していく。

<山岡部長>
ファミマ

今回のキャンペーンについて、同社商品本部 スイーツ部の山岡美奈子 部長は「昨年好評だったこともあり、チョコスイーツ自体の需要も変わらず、この季節に合わせて再登場させた。今年は『ひとくちで3度幸せ』をテーマに、1つの商品で食感の異なる3つのチョコが楽しめる点が特徴となっている」と説明する。

近年、カカオ豆の不作などの要因でチョコレートの原材料価格が高騰傾向にあるが、ファミマでは仕入れ先との継続的な取り組みによって価格の変動幅を抑えた。加えて、製造するスイーツに含まれるカカオの配合量を工夫することで、売価をなるべく抑えるよう設計しているという。

価格戦略については、「少し高くても美味しい物を召し上がりたいお客様もいらっしゃるし、お手頃な価格で楽しみたいお客様もいらっしゃる。価格に幅を持たせた商品展開を推進したい」と山岡部長は語る。

全アイテムの原料にカカオマスを使用した。今後の原料供給については、まだ見通せていない部分があるものの、これからもなるべく配合の工夫によってチョコレートを楽しんでもらえる商品を提供したい考え。キャロブ(イナゴマメ)などの代替品を使うかについては、随時検討していく。

<濃厚ショコラドームケーキ>
ファミマ

11種のうちデザート4品は全品手作りで製造。中でも、今回のキャンペーン品で最高額かつ特に手の込んだ商品としては「濃厚ショコラドームケーキ」(税込395円)が挙げられる。自分へのご褒美としての需要を見込んで開発した。

製造工程は、まずは特徴的なマーブル模様の「滑らかチョコムース」を型に注ぐ。次に、そのムースの中に濃厚なチョコソースを仕込む。さらにチョコスポンジの上にチョコホイップを円状に絞り、その真ん中にチョコガナッシュを絞り土台を作成。その後、土台の上に前述のチョコムース(チョコソース入り)を乗せて完成だ。

このように、全商品に3つのチョコポイントがあるという。

前回好評だった「濃厚ショコラロール」にも、なめらかなチョコソースを加えるリニューアルを施して販売する(320円)。

お手頃な価格帯の商品としては、「トリプルチョコクロワッサンドーナツ」と「チョコマカロンクロワッサン」のパン2種(各198円)を用意した。

<ファミマらしい品ぞろえを強化>
ファミマ

また、スイーツのファミマの今後について、山岡部長は「これまでの取り組みの成果として、カテゴリー横断による新規顧客獲得と開発の促進という点が挙げられる。今年はその点に加え、ファミマらしい商品の品ぞろえを強化していきたい。コンビニでスイーツを買うならファミリーマートと一番最初に想起されるというゴールを目指し、この1年も進化を続けていく」と意気込みを語った。

取材・執筆 古川勝平

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