ショッピングセンター/9月既存店売上1.4%増、秋物衣料が苦戦するも飲食は堅調
2025年10月24日 17:18 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が10月24日に発表した9月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比1.4%増だった。
| 月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
| 1月 | 4.9%増 | 5.1%増 | 4.2%増 |
| 2月 | 1.2%増 | 1.2%増 | 1.2%増 |
| 3月 | 2.8%増 | 3.1%増 | 1.7%増 |
| 4月 | 2.3%増 | 2.7%増 | 0.8%増 |
| 5月 | 3.7%増 | 5.1%増 | 0.9%減 |
| 6月 | 1.8%増 | 2.1%増 | 0.6%増 |
| 7月 | 2.4%増 | 3.0%増 | 0.4%増 |
| 8月 | 6.9%増 | 7.9%増 | 3.8%増 |
| 9月 | 1.4%増 | 1.4%増 | 1.3%増 |
全国的に残暑の影響が強く、月後半まで気温が下がらなかったことで秋物衣料が苦戦した。一方、雑貨や秋メニューが始まった飲食は堅調に推移したほか、館のポイント施策やイベント開催が来館につながり、前年を上回っている。
立地別にみると、中心地域は総合で前年同月比伸長率3.4%増、周辺地域は0.5%増となった。中心地域はテナント入れ替えや改装効果、館内外でのイベント開催が来館増に寄与。周辺地域はテナント入れ替え効果のほか、館周辺でのイベント開催が集客につながったSCが多かったという。
業種別にみると、「ファッション」は残暑が長引き気温が下がらなかったことで秋物衣料が苦戦。「雑貨、その他物販」はキャラクター雑貨やハロウィン関連商材が稼働した。「飲食」は全国的に堅調で、館の売上をけん引。「サービス」は引き続きシネマが好調だった。
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