サンスター／「防災にオーラルケア」説明キット制作

2013年08月28日／経営

サンスターは8月27日、災害時のオーラルケアの重要性について認知してもらうため、「防災にオーラルケア」説明キットを制作したと発表した。

＜防災指導・訓練関係者向け「防災にオーラルケア」説明キット＞

解説DVDや防災用品チェックリストに加え、液体ハミガキとハブラシをセットにしたもので、歯科医師や歯科衛生士、防災担当行政、消防関係者などの関係者の要望に応じて配布する。

9月1日の「防災の日」を前に、災害時の健康管理におけるオーラルケアの重要性をより広く理解してもらうことが目的。同時に、防災グッズにオーラルケア用品を加えてもらうよう働きかける。

同社は、水が貴重となる災害時でも、水を使わずに歯みがきができる液体ハミガキの備えをすすめることを提唱している。

＜ガム・デンタルリンス　液体ハミガキ＞

1995年の阪神淡路大震災では、避難生活中に200人以上の人が肺炎で亡くなったとされ、口の中で繁殖した細菌が気管に入ってしまったことが源因だった人も多かったと言われる。

サンスターでは、こうした経緯を踏まえ、2011年3月の東日本大震災時に、避難所などを中心に災害時のオーラルケアに関する情報を発信したという。

同社はこれ以降、毎年9月の防災シーズンに「覚えてください、防災にオーラルケア」と題し、災害時のオーラルケアの重要性や具体的なケア方法などを広く訴えてきた。

■「防災にオーラルケア」ウェブサイト
http://jp.sunstar.com/bousai/top.html

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