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三菱UFJニコス/中国銀聯と提携で加盟店募集

2010年07月01日 / トピックス

三菱UFJニコスは7月1日、中国銀聯と日本国内における加盟店業務で提携し順次、加盟店募集を開始すると発表した。

今秋からの銀聯カード決済サービス開始を目指す。

銀聯カードの発行枚数は約21.7億枚に達し、世界90か国・地域の約227万店(中国国内約167万店、国外約60万店)で利用できる。

ニコスは昨年、中国銀聯とカード発行業務で提携、ことし3月から主に中国への渡航者向けクレジットカード「銀聯カード」を発行している。今回は、購買力ある中国人観光客の来店を期待する観光地などの商業施設を対象にした、加盟店業務の提携追加を決め、6月24日に同社との合意に至った。

同サービスにおいては、加盟店がニコスと銀聯カード加盟店契約を結ぶことで、世界中の銀聯ブランドのクレジットカードやデビットカードの取り扱いが可能となる。

7月1日には中国人の個人観光客向けビザ(査証)の発給要件が大幅に緩和されることで、日本への中国人観光客の急増が見込まれている。銀聯カード決済ニーズが高まり、サービス導入に弾みがつくものと同社は期待しており、加盟店は3年間で3万店獲得を目指す。

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