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資生堂/女子高生と共創した「シェアできる、交換できる」コスメ

2018年01月16日 11:24 / 商品

資生堂は1月26日、150名を超える女子高校生たちとの対話を通じて開発した、「Play Color Chip」(税込324円)を発売する。

<Play Color Chip>
Play Color Chip

「Play Color Chip」は、唇(リップ)、頬(チーク)、目もと(アイ)、眉(アイブロウ)など、自由に使えるマルチユースのカラーアイテム(雑貨)。

カバーフィルムをめくり、色を指先に適量ずつ取り、のせたい部位になじませる、指でとってつけるだけの、テクニックいらずの設計。

1月26日8色発売、2月23日8色追加、3月16日5色追加。

<「シェアできる、交換できる」コスメ>
「シェアできる、交換できる」コスメ

使い切りのチップ形状で、同色6枚セットで販売。従来は1人で使用するカラーアイテムを「シェアできる、交換できる」アイテムに転換し、新しい行動につながるようデザインした。

<紹介動画>

友達と一緒に同じカラーを使ったり、新しい色にチャレンジをしたり、イベントに合わせて特別な色使いを楽しんだりすることが可能。

友達と交換できること、持ち運びの際の利便性、プレゼントにしやすい、新しい色を試しやすいといった点も調査段階では好評だった。

1月に首都圏、関西圏のバラエティショップなどの一部店舗とウェブ、POSME LAB SHIBUYA(金、土、日の曜日限定営業)で取扱いを開始する。3月より順次取扱い店舗数を拡大する。

資生堂は2018年1月より、生活に関わる様々な商品・サービスなどを、女子高校生とさまざまな業種・企業が共に創り、発信するオープンイノベーション型プロジェクト「POSME(ポスメ)」を開始。

「POSME」は同社の社内組織「イノベーションデザインLab.」が手がけた第一号案件となる。「イノベーションデザインLab.」は、同社が中長期戦略「VISION 2020」で目指す、イノベーションを生み続ける会社になるための取り組みの一つとして、2017年1月に設立した。

日本では、ミレニアル世代以降、女子高校生は新たなカルチャーの発信源として注目されてきた。

今回のプロジェクトでは、可能性の原石ともいえる女子高校生を公募で集め、「POSME & Co.(ポスメ アンド コー)」というチームを結成した。

女子高校生とさまざまな業種・企業がパートナーとなり、ライセンスビジネスとして化粧品の枠に捉われずに商品・サービスの開発に取り組む。

「POSME & Co.」のメンバーが自ら考えたアイデアをパートナー企業が品質を担保しながら商品・サービスとして実現し、「POSME」ブランドのもとで展開。今後、女子高校生が日常的に愛用しているアイテムとして、スイーツ、文具やファッション小物などの商品展開を予定している。

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