ネスレ×ハナマルキ/「コーヒー」「味噌汁」1台で提供できるサーバー開発
2019年02月19日 15:10 / 商品
ハナマルキとネスレは2月19日、業務用の「味噌汁」「コーヒー」「コーンスープ」を1台で提供できるサーバー「コーヒー&スープ」を共同開発したと発表した。
ハナマルキとネスレは2014年に「味噌汁」「コーンスープ」「コンソメスープ」が1台で提供できる「スープビュッフェマシン」を開発し、順調に導入台数を伸ばしている。
近年、シェアオフィスの増加などによる多様な働き方が浸透し、オフィス内で昼食を摂る人も増え、 オフィス内に設置するサーバーやメニューへのニーズが多様化している。
多様化する顧客ニーズに対応するため、開発した「コーヒー&スープ」は、従来の「味噌汁」「コーンスープ」に加え、 新たに「コーヒー」まで1台で提供することを可能にした。
洋食にはコーンスープ、和食には味噌汁といった選択ができ、食後にはコーヒーを楽しめる。
味噌汁の味噌は、ハナマルキが同サーバー用に特別に開発したもので、芳酵な香りと濃厚なコクが特長の味噌汁となっている。
コーヒーはネスレの主力ブランド「ネスカフェ」の「フルボディーロースト」を使用しており、濃厚な香り、しっかりしたコク、透明感のある後味が楽しめる。
「味噌汁」「コーヒー」を基準に、「コーンスープ」「カフェラテ」「紅茶」から選んで提供可能となっている。
コーンスープは、風味豊かでクリーミーな味わいが特長の「マギー」ブランドの製品を使用する。
1杯ごとに提供するので、廃棄ロスがなく、煮詰まらずいつも作り立てで提供できる。
ピーク時の補充の手間がいらず、1杯(120ml)の抽出は約12秒で可能などの特長があり、 品質面と使いやすさの両方にこだわった。
対象顧客としてはオフィスだけでなく、ホテルのビュッフェ、居酒屋や和食の飲食店、レジャー施設などを想定している。
■「コーヒー&スープ」概要
サイズ:奥行き591×幅320×高さ760mm
消費電力:1070W(100V仕様)
重量:31kg
メニュー数:3+お湯ボタン
抽出時間:約12秒/120mlカップ
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