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東急ハンズ/ものづくり共創プラットフォーム「watote」で商品開発

2020年08月26日 13:50 / 商品

東急ハンズは8月26日、みんなの手で、「ニッポンクラフト」の未来を拓こうをコンセプトに、日本の職人が誇る素材や技術「ニッポンクラフト」を活用した商品企画を、世界中のクリエイターから集めて実現するプラットフォーム「watote(ワトテ)」から記念すべき第1期採用企画が決定したと発表した。

今回、「桐」「抜き加工」「ガラス成形」の3つのテーマに約250件の投稿があり、その中から新しさと驚きがある優れた企画3作品を製品化。7月から順次、東急ハンズネットストアと一部店舗で販売を開始した。

<watote第1期採用企画>
watote第1期採用企画

桐では、「パンの家」税込1万780円を7月8日に発売した。「100年箪笥と同じ国産桐でつくったパンケース。長い時間をかけて自然にアク抜きした国産桐材を使い、ひとつひとつ手づくりすることで密閉性を保ったまま、引き出し仕様にすることでパンを取り出しやすくした」(同社)。

<パンの家>

ガラス成形では、「ゆいグラス」5500円を8月11日に発売した。「淡い紅白グラスに水引を結んだペアグラス。ガラス職人による型吹き技法(金型などの中でガラスを吹いて成形する技法)で製作した。ぐるりと巻いた梅結びの水引は『固く結ばれてほどけない』ことから、結婚祝いをはじめ、さまざまなお祝いに使われている。水引を外した後のくぼみには指がフィットするので片手でも持ちやすく、普段使いにもぴったり」(同社)。

<ゆいグラス>
ゆいグラス

抜き加工技術では、「ポータブルバイザー」1628円を8月24日に発売した。「アイウェアに装着して使用するソフトサンバイザー。コンパクトにたためるのでバッグの中でかさばらない。装着したままアイウェアをたたみ、付属バンドで留めればそのまま収納ケースにもなる。日差しが気になるシーズンのおでかけにオススメ」(同社)。

<ポータブルバイザー>
ポータブルバイザー

watoteとは、TRINUSと業務提携し、日本の職人が誇る素材や技術「ニッポンクラフト」を活用した商品企画を世界中のクリエイターから集め実現する新しいプラットフォーム。商品企画をクリエイターから募集、投稿された企画を公開しユーザーの投票やコメントによる評価を踏まえて東急ハンズとTRINUSが審査・検証して企画を実現するという、オープンな商品づくりの取り組みを推進し、優れた企画は東急ハンズでの販売実現を目指して動き出している。

■watote(ワトテ)
https://watote.trinus.jp/

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