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イトーヨーカドー/ANAと連携し「産直空輸」で野菜・果物配送

2021年07月15日 13:30 / 商品

イトーヨーカ堂とANAホールディングスは7月17日、18日、川崎市の「イトーヨーカドー グランツリー武蔵小杉店」で、産直空輸した商品の試験販売を実施する。

旅客機の貨物スペースを活用した航空のスピード輸送と地上物流の有機的な連携による最速物流で、地方の採れたてのおいしい野菜・果物を、抜群の鮮度で首都圏の店舗に届けて販売する取り組み。消費者に新たな価値を届けるとともに、日本全国のこだわりの農作物・生産者を応援し、地域創生にも貢献する。

<大森店での試験販売の様子>
大森店での試験販売の様子

これまで4回の実証実験を経てビジネスモデルを検証してきた。今回はイトーヨーカドー店舗の改装オープンに合わせ、5回目の試験販売となる。

3月13日、14日にイトーヨーカドー大森店、4月17日、18日にイトーヨーカドー大森店、国領店、5月29日、30日にイトーヨーカドーグランツリー武蔵小杉店、アリオ亀有店、武蔵境店、木場店、国領店、大森店、武蔵小金井店、東久留米店、6月12日にイトーヨーカドーグランツリー武蔵小杉店で試験販売を実施している。

試験販売により、商品の販売状況やお客の反応を検証。地方空港に近い農家のとれたて農作物を旅客機の貨物スペースを活用し、羽田空港にタイムリーに輸送する。空と地上の輸送手段の有機的な連携によって、収穫から最短6時間で店舗で販売する。

従来、出荷から店舗陳列までに数日かかっていた流通時間を、航空のスピード輸送と地上物流の有機的な連携により大幅に短縮し、届いたらすぐに店頭に並べることによって、全国のこだわり食材が抜群の鮮度で販売することができる。

たとえば、今まで6割程度の完熟具合で出荷していたいちごも、完熟状態で出荷することができ、糖度と鮮度の高い状態で販売する。また、既存の流通には乗ってこなかった農産物、首都圏ではなかなか出回らない希少品や、地方に眠る逸品なども扱うことができるという。

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