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サッポロ/コロナ禍に対応、初の微アルコール「サッポロ The DRAFTY」

2021年09月13日 12:45 / 商品

サッポロビールは9月14日、初の微アルコールテイスト飲料「サッポロ The DRAFTY」350ml(オープン価格)を発売する。品名は炭酸飲料、アルコール分0.7%で、販売計画数は、30万ケース(大びん633ml×20本換算)。

コロナ禍を受けた生活様式の変化を背景に、ビール好きのお客は、ビールを気兼ねなく楽しみたい気持ちがある一方で、「健康志向」や「酔い過ぎたくない気持ち」が高まっている。そこで、「サッポロ The DRAFTY」はそんなビール好きのお客に新しい選択肢として提案するアルコール度数0.7%の微アルコールビールテイスト飲料として発売する。

<サッポロ The DRAFTY>
サッポロ The DRAFTY

サッポロビールマーケティング本部の武内亮人ビール&RTD事業部長は、「当社は、サッポロビールの存在意義を示し、お酒と人との未来を創る一歩先を行く提案とサッポロらしい市場創造型のマーケティングアクションを酒類事業の活動方針としている。今回、微アルコールビールテイスト飲料を新たに開拓する。微アルコールでビールのあるライフスタイルをより良く変えていきたい。実現したいビジョンは、『ビール好きをもっと自由に』とした。想定しているお客様は、普段からビールを飲むビール好きのお客様。アルコールをたしなまない方に、より広くおすすめするというより、普段からビールを楽しむ方の飲用シーンをより広く、より自由にする。ビール好きの方が、納得いく選択肢になると考えている」と商品を説明した。

<武内ビール&RTD事業部長>
武内ビール&RTD事業部長

その上で、「お客様のお酒に対する意識は、コロナ禍を受けて大きく変化している。家での時間の増加を受けて、オンとオフのシームレス化が進み、アルコールライフやビールライフに大きな影響を与えている。特に、家時間の増加で、お酒をたしなむ時間が増えたり、ちょっと量が増えたりと、酔い過ぎを気にしている、そんな意識の顕在化が見て取れる。一方で、楽しみが少ない中、貴重なビール時間を充実させたいという葛藤が表れている。そこで、ノンアルコールビールがお客様の選択肢となりノンアルコールビールは伸長する傾向がみられ、今後も伸長するととらえている。ただ、ノンアルコールビールは、六割以上のお客様がまだ香味、味に不満足だという事実もある。おいしさがまだお客様の期待を超えていない。これが大きな課題となっている」と市場動向を解説した。

商品は、「麦芽100%生ビール」を原料とする製法により、ビール由来の自然な香り、麦の旨みを感じるスムースな味わいで、ビール好きのお客も納得のうまさを実現した。ココロもカラダも気兼ねなく前向きな気持ちで楽しむことができるので、お客の楽しく豊かな時間を幅広いシーンで提供できる商品を目指した。パッケージデザインは、新たなカテゴリーであることをわかりやすく伝えるため「微アルコール」を鮮やかな赤色で強調し、ビールテイストらしいおいしさをベースの金色と、星のシズルで表現した。

お客が新しい楽しさや豊かさを発見できる多様な商品を提案することで、新しい市場の開拓に挑戦するという。

<CM発表会に参加したさぁま~ず>
CM発表会に参加したさぁま~ず

なお、9月13日に開催したCM発表会には、CMに起用されたタレントのさぁま~ずが参加し、トークセッションを行った。

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