流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





フレッシュネス/韓国グルメバーガーとチュロス発売、1~2月の客数目標3%増

2024年01月17日 11:00 / 商品

フレッシュネスバーガーは1月24日、同社初の韓国グルメバーガー「チーズダッカルビバーガー ~とろける贅沢4種のチーズ~」(税込680円)を発売する。16日、新商品のメディア向け試食会が行われた。

<チーズダッカルビバーガー>

飲食店が閑散期を迎える正月明けの1~2月にかけて、同社でも客数減対策をとるべく新商品を開発。20代女性をコアターゲットに据えて、Z世代を中心とする若者に人気の韓国グルメをチョイスした。

新作バーガーの発売に先立ち、17日からはカフェ需要向けに展開しているチュロスの新作「揚げたてチュロス 生チョコ&いちご練乳」(540円)も期間限定で登場。これまで獲得できていなかった若年層女性に向けたアピールを強め、同社の認知度アップを図る。2つの新商品を導入し、1~2月で客数の前年比3%増を目指す。

<逆井課長>

新商品について、逆井里奈 商品部 課長 商品開発担当は「最も客足が鈍る1~2月に若年層を狙い、新しい客層を発掘する。顧客に若い内からフレッシュネスを意識してもらえるようになりたい。冬の人気商品を調査したところ、人気上位にチーズを使った温かい商品が多く、その中から熱狂的な韓流ファンが多い20代女性に人気のチーズダッカルビを選んだ」と説明する。

店内調理でサクサク食感のフライドチキンに、濃厚なチーズソースと甘辛コチュジャンソースが絡み合う一品となる。チーズソースには、既存品でも使用している3種のチーズ(チェダー・モッツァレラ・ゴーダ)に加えて、チーズの伸びを良くするステッペンを足した4種をブレンド。さつまいもフライをトッピングして味にアクセントを加えた。

<自宅や店内で味変も>

テークアウトして自宅に持ち帰り、家の冷蔵庫内にあるキムチや納豆などと合わせて味変も楽しめる。店内に置いてあるスパイスの中では、「YUZUSCO(ゆずすこ)」をかけて食べるのがおすすめだという。

<チュロス 生チョコ&いちご練乳>

同社では2023年5月より、カフェタイムにドリンクと一緒に楽しめるスイーツとしてチュロスを発売開始。注文を受けてから店内で調理するため、揚げたての温かい状態で提供する。今回、バレンタインの時期に合わせて「生チョコ」と「いちご練乳」のソース2種を用意。持ち歩きできるピンクのパッケージで見映えの良さも意識した。

逆井課長は「バーガーチェーンは昼を過ぎると客足が減る。アイドルタイムに各社が顧客獲得を狙う中、特別なスイーツを出すことで顧客を呼び込みたい」と話す。

<チュロスをディップして楽しむ>

生チョコには、名店「シルスマリア」のベルギー産クーベルチュールチョコレートを使用。女性の自分へのご褒美として、わくわくするような体験を提供したい考えだ。チュロスにプラス230円でコーヒーなどのセットドリンクも販売。カフェ需要を見込み、20代女性に向けた訴求力を高めていく。

なお、「チーズダッカルビバーガー」の販売期間は1月24日~2月27日、「揚げたてチュロス 生チョコ&いちご練乳」は1月17日~3月5日となる。

取材・執筆 古川勝平

■フレッシュネスの関連記事
フレッシュネス/「ヨルカフェ」全店導入、ハッピーアワーはビール290円

関連記事

商品 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧