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Ruckus Wireless(以下:ラッカス)と BigAir Group Limited (ASX:BGL) は、ウェスタンシドニー大学における全キャンパス用 Smart WiFi 導入のプロバイダーとして選ばれたと発表した。
全職員と学生にインターネットサービスを提供する。
ウェスタンシドニー大学は、シドニー西部地区に複数のキャンパスを持つ大学で、キャンパスは、バンクスタウン、ブラックタウン、キャンベルタウン、ホークスベリー、パラマッタ、ペンリス、リスゴーにあり、学生数は4万名を超える。
老朽化のためアップグレードが必要な機器を更新するために、モビリティネットワーキング (WiFi) の入札を行った。
ウェスタンシドニー大学の最高情報・デジタル責任者であるケリー・ホリング氏は、「モビリティ ネットワーキングはシドニー大学で一般利用される最も重要な2つのテクノロジーのうちのひとつ。 WiFi は、接続性とカバレッジだけでなく、さらに多くのものを大学に提供しなければならない。学生、研究者、教員、職員を含む本大学のコミュニティ全体に優れたユーザー体験をもたらすためのカギとなるものです。今回の提携は単発のプロジェクトではなく、テクノロジー パートナシップであると考えています。今回選ばれたソリューションプロバイダーは、大学と協力し、両者にとって有益となるような、さらなる可能性とサービスを提供してくれるものと期待しています」と述べている。
ソリューションには新しい802.11ac Wave 2 ワイヤレス アクセスポイントが含まれ、エンドユーザーは、ネットワーキング容量を飛躍的に高めるMU-MIMO技術など、次世代のWiFi拡張機能を活用できる。
MU-MIMOは、一台のアクセスポイントが平行でクライアントにサービスを提供できるため、Wave2対応スマートフォン、タブレット、ラップトップなど、より多くのデバイスの同時接続が可能。
新しいネットワークでは 802.11acによってデータ転送速度も向上することに加え、より広い無線のカバレッジ範囲と容量を確保できまるため、学生や職員がより革新的で柔軟な学習体験に挑戦できるという。
ラッカス ワイヤレスの特許取得BeamFlex™ アダプティブ アンテナ技術によってシグナルカバレッジ範囲、スループット、ネットワーク容量が最大化され、速度の向上、エラーの低減、バンド幅の即時提供が実現されるため、802.11ac Wave2の利点をより有効に活用できる。
全方向に信号を放射するオムニアンテナと異なり、BeamFlexでは、「ビーム」をステーションごと、パケットごとに動的に構成して送信エネルギーを受信機器への最適経路へと誘導し、全方向に信号を到達させる。
ラッカス ワイヤレス ANZ マネージング ディレクターのパット・デブリンは「ウェスタンシドニー大学がワイヤレス アップグレードを行うにあたり、パートナーのBigAirとともに選ばれたことを大変うれしく思います。安定した高速WiFiは、キャンパスでのモバイル機器普及、増加し続けるオンライン教育コンテンツの需要への対応という課題を抱える大学にとって不可欠なものとなりつつある。」と説明している。
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