NTTドコモ/「d払い」機能拡充、個人間送金・「読み取る」決済も
2019年05月16日 15:10 / IT・システム
NTTドコモは5月16日、スマホ決済サービス「d払い」に、d払い加盟店が提供する様々なサービスがシームレスに利用可能な「d払い ミニアプリ」、チャージや送金、dポイントを送ることが可能な「ウォレット」、お客が加盟店の掲示するQRコードを読み取ることで決済を行う「読み取る」決済機能の3つを新たに追加し、6月末以降、順次提供すると発表した。
同日、2019年夏新サービス・新商品発表会を開催し、新機能の概要を吉澤和弘社長が説明した。
吉澤社長は、「d払いは2019年5月で500万ダウンロード、2019年度は1000万ダウンロード、利用箇所を現在の100か所から2021年には200万か所を目指している。2018年度利用総額1600億円、利用者数1000ポイント以上は1700万人となっており、新機能の開始で、d払いのキャッシュレスプラットフォームへの成長を目指す」と述べた。
新機能の「d払い ミニアプリ」は、d払い加盟店がスマートフォン上で提供している事前注文、事前決済などの様々なサービスを、ミニアプリとしてd払いアプリ上でシームレスに利用できる機能。
お客は、ファーストフード店やコンビニエンスストアなどがそれぞれ提供しているサービスを利用する際、これまでは個々の企業のアプリをダウンロードして会員登録する必要があったが、「d払い ミニアプリ」では、加盟店が提供するアプリ機能をd払いアプリ上で利用できる。
2019年秋以降、ローソン、マツモトキヨシ、エディオン、JapanTaxi、日本マクドナルドのミニアプリが利用できるようになる。
「ウォレット」は、ドコモのウォレットサービス「ドコモ口座」のチャージや送金といった機能を、d払いアプリ上でシームレスに利用できる。
新サービス・新商品発表会にゲスト出演した星野源さん、新田真剣佑さんも「d払いで送金できると、割り勘の時に便利ですね」とコメント。
キャリアフリー対応により、他社回線利用者でも同様に使用可能となっている。
さらに、dポイントを他のdポイントクラブ会員に送れる機能も追加した。
また、お客が、加盟店の掲示するQRコードを読み取ることで決済を行う「読み取る」決済機能も搭載。
これにより「d払い」の決済方法は、お客がQRコードを加盟店に「見せる」決済と、加盟店の掲示するQRコードを「読み取る」決済の2つになる。
「読み取る」決済機能は、国内や海外のペイメントサービスにも対応しているデジタルガレージ提供のマルチQRコード決済ソリューション「クラウドペイ」に対応しているため、複数のQRコードを店舗に掲示する必要がなくなる。
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