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ヤマダデンキ/ブロックチェーンやWeb3.0等の新たなゲーム領域開拓

2023年12月06日 11:10 / IT・システム

ヤマダデンキは12月5日、「ヤマダゲーム」においてブロックチェーンやWeb3.0等の新たなゲーム領域へ挑戦すると発表した。

ゲームプラットフォーム「ヤマダゲーム」の新成長に向けて、ゲーム市場変化や法環境に順応できるようガバナンス強化を目的とし、テンダゲームスと10月に新たな契約を締結したもの。テンダゲームスのゲーム人材をサブスク型で提供する「ゲームスラボ」を最大限活用し、「ヤマダゲーム」におけるブロックチェーンやWeb3.0等の新たなゲーム環境へ挑戦する。

<テンダゲームスと提携>

テンダゲームスが提供するゲームスラボは、プロジェクト規模やスケジュール進行に合わせ、ゲーム人材を、サブスクリプション型でシェアリング可能なサービス。ゲーム開発から販売までのフェーズにおいて、開発人材からコンサルタントまで、迅速かつ、柔軟に対応できる。

例えば、プロジェクトの検討段階では、上流メンバーを含めたブレインストーミングを実施、アプリや3Dの要素が必要となれば、開発スキルを持つUnityやUEのエンジニアをラボから参画など、一貫したサポートが提供できる。

これまでテンダゲームスは、「ヤマダゲーム」サービス開始初期の2014年から、開発・運営に参加している。2023年6月からは、「ゲームスラボ」を通じた新体制に移行し、ゲームプラットフォームに関する知見と経験を享受している。

「ヤマダゲーム」が主戦場とするブラウザゲームは、今後も成長が見込まれている。しかしながら、ゲーム市場は、家庭用ゲームやスマートフォンアプリなど、プラットフォームの垣根を越えて、常に激しい競争が行われている。

一方で、ヤマダデンキは、広範な小売業ネットワークと顧客基盤を活用し、リアル&Eコマース事業拡大の計画を進めている。この計画の中で、「ヤマダゲーム」の成長を促進すべく、ブロックチェーンやWeb3.0等の新たなゲーム環境を視野に入れたガバナンス強化のため、テンダゲームスは、ゲーム業界に深い知見を持つ弁護士の協力のもと、サービスを行う体制を構築した。

ヤマダデンキとテンダゲームスはそれぞれの強みを活かし、ゲーム市場に新たなイノベーションを起こすべく、挑戦を続けるという。

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