ブラックフライデー/消費者の注目は「食」、化粧品・美容家電も人気

2017年11月21日 12:47 / 販促

凸版印刷が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、「Shufoo!」を利用する全国の男女5万3892名を対象に、ブラックフライデーに関する意識調査を実施した。

<Shufoo!ブラックフライデー>
Shufoo!ブラックフライデー

日本においても近年話題になっている「ブラックフライデー」は、今年は消費者の参加意向が大きく上昇していることがわかった。

<ブラックフライデー認知度>
ブラックフライデー認知度

昨年ブラックフライデーにちなんだ買い物をしたと回答した人は9%と少数派だったが、今年はブラックフライデーにちなんだ買い物をしたいと回答した人は43%以上と多くの消費者が期待をしている。

<ブラックフライデー利用率>
ブラックフライデー利用率

また、自分へのご褒美として買いたい商品は、「化粧品・美容家電」といったイベント消費ではなく、意外と堅実な生活必需品「食品」「お酒」または「外食」など「食」への消費意欲が高いことが浮き彫りになった。

<ブラックフライデーで買いたいもの>
ブラックフライデーで買いたいもの

都道府県別に見ると、秋田県は全国一お酒を購入したいのんべえ県。沖縄県は化粧品・美容家電を選んだ美意識の高い県など地域によって違いがあることも見えてきた。

<ブラックフライデー全国比較>
ブラックフライデー全国比較

また、売り手側である流通企業はブラックフライデーに対して温度差があることが判明。16社中6社が「ブラックフライデーにセールやイベントなどの集客施策を実施する」と回答があった。

特に、食品・衣料品・雑貨と幅広く商品を取り扱う総合スーパーや、高額商品を取り扱う家電量販店が実施意欲が高いことがわかった。

実施する企業は、目玉となるお得な特売価格を訴求し集客を促進するなど実施に意欲を見せている。

「Shufoo!」ではブラックフライデーにちなんで、11月21日~29日の9日間に「ブラックフライデーキャンペーン」を実施する。

ブラックフライデー特集チラシを集めた専用ページを開設し、「黒い賞品」をプレゼントするオリジナルキャンペーンなど、消費者の購買と店舗への来店を促進させるキャンペーンを展開する。

■ブラックフライデーとは
米国において、毎年11月の第4木曜日に行われる感謝祭の翌日の金曜日のことを指す表現。
感謝祭の翌日からクリスマスセールが開始され、百貨店などをはじめとした小売店が黒字になることにちなんで「ブラックフライデー」と呼ばれる(ウェブリオ 新語時事用語辞典より)。

■調査概要
調査エリア:全国
調査対象者:「シュフーポイント」会員(10代~60代までの男女)
サンプル数:5万3892(女性4万812名、男性1万3080名)
調査期間:2017年10月14日~16日
調査方法:インターネットリサーチ

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