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野村不動産/コロナ禍を乗り越える「飲んで応援キャンペーン」

2021年12月02日 12:25 / 販促

野村不動産、野村不動産コマースは12月1日~31日、酒卸業を営む「いまでや」の協力のもと、都市型商業施設「GEMS」11棟計79店舗で、第一次生産者を含む酒類業界とテナント支援を目的に、飲んで応援!!キャンペーン「皆様の乾杯が酒類業界を救います」を開催する。

キャンペーン期間中は、「いまでや」協力のもと、日本酒、焼酎、ワイン、クラフトジンなど地方で製造販売している酒類にスポットを当てて、GEMS各店舗で販売提供する。取り扱う酒類は、各店舗の料理に合わせたセレクトで楽しめる内容とした。自慢の料理に合わせたペアリングを店舗毎に提案するので、この機会にGEMS内の店舗をハシゴ利用してほしいという。

<キャンペーンの告知>
キャンペーンの告知

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の発令により、酒類を提供する飲食店は営業時間短縮や休業を通じて感染拡大防止に協力してきた。しかし、日本フードサービス協会がまとめた、2021年9月度の外食産業市場動向調査によると、「パブ・居酒屋業態」全体の売上は前年比80.4%減、一昨年比90.5%減に留まるなど、飲食関連業界は深刻な状況にある。

昨今、新型コロナウイルスの感染者数は落ち着きを示し、お客は戻りつつあるものの、飲食店における厳しい業況は継続している。飲食店の不振は、酒類生産者や酒販店などの酒類業界のみならず、酒米農家やブドウ農家など第一次産業にも大きな影響を及ぼしている。

野村不動産では、GEMS全体で酒類の消費を促すことで地方の銘酒を日々作っている杜氏や酒蔵のみならず生産者にまでスポットをあてて消費喚起を促すべく、「皆様の乾杯が酒類業界を救います」をキャッチフレーズに業界とテナントの支援を目的に消費喚起に努める。

これまでも、テナントの飲食提供を行う「フードトラック」や、同一GEMS内複数店舗の料理を一度に注文可能な「はしごデリバリー」など、お客の食に関わる多様な需要に応える取り組みを推進してきた。飲食業に関係するさまざまな人々、顧客などの存在があって可能な事業であるからこそ、関係する人々にとってメリットがある取組みを、今後も積極的に実施するという。

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