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野村不動産/商業施設GEMテナント支援、フードトラック・デリバリー提供

2020年12月25日 14:40 / 販促

野村不動産は12月24日、運営する都市型商業施設「GEMS」シリーズで「GEMSフードトラック」、「GEMSはしごデリバリー」を提供すると発表した。

<GEMSフードトラック>
GEMSフードトラック
※出典:野村不動産プレスリリース(以下同)

新型コロナウイルスの感染拡大により、在宅勤務やテレワークが増加し、住宅街・オフィス街いずれにおいても中食ニーズが高まっている。

また、会食、友人・同僚とのディナーの機会も減少するなど、飲食事業者は変化するニーズへの対応を迫られている。同社グループは、こうした急速なニーズ変化への飲食事業者の対応を支援すべく2つの新たな取組みを開始する。

「GEMSフードトラック」は、Mellow(メロウ)のフードトラック配車サービスを利用した取組み。GEMSの飲食店からメロウがフードを買取り、マンション、オフィスなどさまざまな施設へ行き、その場で最終仕上げ・販売を代行するもの。

<GEMSはしごデリバリー>
GEMSはしごデリバリー

「GEMSはしごデリバリー」は、エニキャリのシェアリングプラットフォームを活用。注文者は、GEMSポータルサイトから GEMS各店舗の商品をワンストップでオーダー可能となる。同サービスを利用することにより、ポータルサイトにおいて、同一GEMS内の複数店舗での注文を、一回分の配送費で対応できる。

<SHOP STOPイメージ>
SHOP STOP

「GEMSフードトラック」サービスは、10月上旬よりプレスタート。GEMS入居飲食テナントが複数参加し、現在住宅地で約2500食を提供している。今後は販売先として、住宅に加え、オフィスなどでの展開を目指す。

また、「GEMS はしごデリバリー」サービスは、GEMS広尾クロスにて1月よりプレスタートし、順次ほかのGEMSシリーズでの実施を予定している。

具体的には、フードトラックは、同社グループが分譲・管理を行う住宅、運営管理を行うオフィスなどの敷地内にメロウが運営する「SHOP STOP」を設置。「GEMS」シリーズに入居する飲食テナントからのフード提供を行う。

飲食テナントから予めまとまった食数を固定で買い取る仕組みのため、飲食店にとっては収支予測を立てやすく、安定した収益源確保に繋がる。

販売経過を継続測定し、エリアや施設用途に対する適切なメニューと販売食数を検証することによって、利用者の満足度の向上やフードロスの削減にも寄与したい考えだ。

<複数店舗の多彩なメニューをデリバリー>
複数店舗の多彩なメニューをデリバリー

はしごデリバリーサービスは、飲食店の集合体であるGEMSの特長を生かし、各GEMSから3km圏内からの注文であれば、同一GEMS内の複数店舗の料理を注文することができる仕組み。複数店舗への多様なニーズに対して、1オーダーでの対応が可能となり、自宅やオフィスにいながら、あたかも色々な店舗をはしごするような食体験を実現する。

従来のデリバリーアプリを利用する場合、利用者は1店舗に対して1回分の配達料が発生するが、同サービスは、同一GEMS内で同時に複数店舗に注文しても、1回分の配達料で利用可能となる。

これにより、GEMS入居飲食テナントの配送手数料も軽減(分散)されることになり、顧客と入居テナント双方にメリットを見込む。

■GEMSポータルサイト
http://www.gems-portal.com/

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