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MEGAドン・キホーテUNY/ららぽーと開業で「東海通店」大改装、核売場にキッズ

ユニーの子会社UDリテールは10月5日、名古屋市港区の「MEGAドン・キホーテUNY東海通店」を大改装しリニューアルオープンする。

<MEGAドン・キホーテUNY東海通店>
MEGAドン・キホーテUNY東海通店

9月28日に、店舗のはす向かいに「ららぽーと名古屋みなとアクルス」がオープンすることに対応したもので、2階の非食品売場を中心に大規模な改装を実施するもの。

<ドンキ名物のハロウィン売場>

流通ニュースは9月24日、改装中の東海通店を独自取材した。

横山秀樹店長は、「名古屋初出店の大型商業施設ららぽーとが開業することで、店舗周辺の来街者は急激に増加する。ドン・キホーテを利用したことのないお客の来店も予想され、客数がさらに増加すると見込んでいる」と、ららぽーと開業を商機と捉えている。

<ハロウィンのコスチューム売場>
ハロウィンのコスチューム売場

MEGAドン・キホーテUNY東海通店は、ユニー・ファミリーマートホールディングスとドンキホーテホールディングスが2017年11月に締結した資本・業務提携に基づき、展開するユニーとドン・キホーテのダブルネーム業態で、現在、6店で実験・検証を行っている。

東海通店は3月9日にアピタ東海通店を業態転換してオープンしている。ドンキホーテホールディングスが発表したダブルネーム業態転換6店の3月~7月の実績は、売上高90%増、客数70%増、粗利高60%増となっている。

<ドン・キホーテ流のPOPで楽しさを演出>
ドン・キホーテ流のPOPで楽しさを演出

ユニーが得意とする食品とドン・キホーテが得意する非食品の品ぞろえを融合させたほか、ドン・キホーテ流の圧縮陳列や店舗POPの演出を取り入れ、買い物の楽しさを訴求している。

6店合計の売上高構成比は、転換前が食品67.6%、住関連18.0%、衣料14.4%だったが、転換後は食品57.7%、住関連35.0%、衣料7.3%となっている。

ドン・キホーテが得意とする家電、日用雑貨、スポーツ・レジャーグッズのほか、パーティーグッズや玩具といった商品が大きく売上を伸ばしている。

<POPを斜めに設置し陳列数量を増やしたペン売場>
POPを斜めに設置し陳列数量を増やしたペン売場

東海通店では、6月にもお客の声も反映させながら、買い回りを改善し、欠落カテゴリーを埋める食品売場の改装を行っており、業態転換後もこまめな改装を行ってきた。

改装当初は、大きく売場環境が変わったため、既存のユニーのお客が離れる心配もあったが、実際には既存顧客もつなぎとめることができたという。

MEGAドン・キホーテUNYでは、ユニーの電子マネー「ユニコ」のほか、ドン・キホーテの電子マネー「majica」が利用でき、ユニコカードと併用するお客も多い。

<ドン・キホーテの売れ筋PBの氷は東海通店でも好調>
ドン・キホーテの売れ筋PBの氷は東海通店でも好調

アピタはもともと30~40代のニューファミリー層をターゲットとした業態で、1980年代後半から2000年代にニューファミリー層だった人が、シニアになった現在も利用しているが、シニア層の子どもや孫の世代の利用が少ないという課題があった。

ドン・キホーテの要素を取り入れたことで、本来のターゲットである30代~40代に加えて、20代、10代といった幅広い客層が来店し、客数が大きく伸びている。

<売場の各所で驚安商品を販売>
売場の各所で驚安商品を販売

今回、2階のテナントであった「アカチャンホンポ東海通店」が8月19日で閉店し、「ららぽーと名古屋みなとアクルス」に移転したことに伴い直営売場を増床した。売場面積で約1500m2・2階売場面積で約25%の直営売場を拡大した。

アカチャンホンポの移転は、ダブルネーム業態に転換する前から決定していたことで、アカチャンホンポの顧客であった子育て世代の来店をつなぎとめるため、子どもが楽しめる売場構成を目指した。

<食品・日用品は競合店価格に対抗>
食品・日用品は競合店価格に対抗

横山店長は、「子どもが楽しめる売場を全面に打ち出すことで、子育て世代の親も来店する。キッズ関連売場を中心にお母さんが買う商品、お父さんが買う商品をつなげることで、結果的にファミリー対応となる売場構成を目指した」と語る。

これまでは、店舗の2階奥にあった駄菓子売場を1階からの入口付近に配置し、催事場も拡大した。駄菓子売場に隣接して玩具、子供服を配置することで、子ども関連の商品を集積した。

<カー用品売場>
カー用品売場

従来、子供服は婦人アパレルの最寄に配置していたが、今回、子ども関連売場に再編成した。子ども関連売場の周りには、カー用品を配置して大人の買い物需要に対応した。

東海通店は地下鉄の駅前立地ではあるが、幹線道路に面しており、車での来店も多く、カー用品の重要も強い。

カー用品は、お父さんが利用するほか、主婦の利用も多く、ファミリー向けのカー用品をそろえることで、カー用品専門店との差別化を図っているという。

<ドン・キホーテで話題のPB4Kテレビも販売>
ドン・キホーテで話題のPB4Kテレビも販売

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