流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ライフ/世田谷に旗艦店「桜新町店」オープン、目標年商35億円

2019年02月06日 17:20 / 店舗レポート

ライフコーポレーションは2月6日、東京都世田谷区に「ライフ桜新町店」をオープンした。同日、マスコミ向け内覧会を実施した。

<ライフ桜新町店>
ライフ桜新町店

同店は、東急田園都市線の桜新町駅から徒歩8分、住宅街の中に立地している。

地上2階建て、売場面積3590m2(1階2110m2、2階1480m2)の大型店で、同社の旗艦店と位置付けている。

投資額は約29.5億円、年間売上目標は35億円としている。

<1階店内配置図>
1階店内配置図

お買い得品から、即食・簡便な惣菜・冷凍食品・ミールキット、健康を意識した商品、高価格帯のプレミアムな食品、衣料品、日用雑貨まで幅広い品揃えと価格で、競合店との差別化を図る。

<中央・岩崎高治社長>
岩崎高治社長

同日行われた記者会見で、岩崎高治社長は、「この店は、おいしさ、ワクワク、ハッピーというライフらしさを具現化した旗艦店。メインターゲットは、30~40代のニューファミリーと少人数世帯とし、サブターゲットで高収入世帯、シニアも取り込みたい」。

また、「衣料品があるからライフを選んでくださるお客様もいるため、十分なスペースを生かし、食品から衣料品、日用雑貨まで幅広く3万2000アイテムをそろえた。2月5日のプレ・オープンでは、オイシックスのミールキット、チーズハウス、ピーナツバター、高級バナナなどの動きがよかった」と述べた。

<オイシックスのミールキット>
オイシックスのミールキット

店舗から500m圏内は、世帯数が7908、人口1万4361人。単身世帯比率が48.7%、2人世帯比率は24.3%と、全体の7割以上が少人数世帯となっている。

年齢別人口構成では40代が17.8%と最も高く、次いで30代が15.1%を占めている。

世帯年収別に地域特性をみると、年収1000万円以上の世帯17.3%(東京都全体と比較しプラス6.1ポイント)、年収300万円未満の世帯26.2%(東京都全体と比較してマイナス3.1ポイント)となっている。

部門別売上構成比は、農産12.9%、水産7.6%、畜産10.2%、惣菜9.5%、インストアベーカリー2.7%、食品40.0%、生活関連12.0%、衣料品5.1%を想定する。

取扱アイテム数は、農産820(野菜550・果物230・花40)、水産380(鮮魚220・塩干160)、畜産500(精肉350・加工肉150)、惣菜322(寿司37、弁当65、フライド88、要冷132)、インストアベーカリー100、食品1万737(日配品2607、加工食品8130)、生活関連1万6400(日雑1万、家庭3500、文化2400、HF500)、衣料品3450(婦人350、紳士・子供400、実用2000、靴服700)、合計3万2709アイテムを展開する。

<ドライフルーツとナッツのバイキング>
ドライフルーツとナッツのバイキング

正面店舗入り口付近は、農産コーナーとなっており、入り口正面にドライフルーツとナッツのバイキングを設置した。

<オイシックスの農産品、ひだまりの郷>
オイシックスの農産品、ひだまりの郷

オイシックスの農産品、近郊・地場野菜のひだまりの郷をコーナー化。

<さつまいもずくし>
さつまいもずくし

さつまいもずくしコーナー、焼き芋コーナーなど個性的な売場を展開している。

<焼き芋コーナー>
焼き芋コーナー

また、同社が大阪で1店舗運営しているオーガニックスーパー「ビオラル」のコーナーも首都圏初の取り組みとして、新設した。

<「ビオラル」コーナー>
「ビオラル」コーナー

水産は、鮮魚の対面販売で、要望に応じて調理する。生ネタをメインに使用した「うを鮨」コーナーでは、海鮮丼や巻きずしをそろえた。

<鮮魚の対面販売>
鮮魚の対面販売

フライパン一つで、10分以内で「アクアパッツァ」などの海鮮メニューができる「オールインワンミールキット」は、プレ・オープンでも好評だったという。

<オールインワンミールキット>
オールインワンミールキット

次>> ワイン同社最大の1000SKU、話題の生食パンも販売

次へ> 1 2

関連記事

店舗レポート 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧