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東急フードショースライス/あざみ野駅前に「デパ地下」再現、13店出店

2019年03月26日 17:30 / 店舗レポート

東急百貨店は3月28日、横浜市青葉区のあざみ野駅改札前に「あざみ野 東急フードショースライス」をオープンする。

<あざみ野 東急フードショーカフェ>
あざみ野 東急フードショーカフェ

「東急フードショースライス」は、「東急フードショー」の小型店として、ライブ感や作り立てを提供する「見て楽しい、食べておいしい」売場にこだわり、デパ地下のエッセンスを凝縮した商業施設。

2013年4月に武蔵小杉東急スクエア内に1号店を、2017年12月には目黒駅店・自由が丘駅店の2店舗をオープンし、今回が4店舗目となる。

今回の出店では、東急田園都市線・あざみ野駅の改札前という好立地で、駅前商業施設「etomo」の一部となる。

食をメインに13店がオープンする。百貨店で培った売場編集力を生かし、時短・中食需要増に応じた、和、洋、中華、韓国、ベーカリーなどバラエティに富んだテナントをそろえた。

<おにぎりなど平日朝7時から販売>
おにぎりなど平日朝7時から販売

同社の専門店開発部では、「30~40代の働く女性をメインターゲットとしている。駅前立地という利点を生かし、おにぎり、パンの販売は朝7時から開始する。イートインとして利用できるカフェではモーニング、ランチ、ちょい飲みと、どの時間帯も利用しやすい設計とした」。

「たまプラーザ、青葉台含むあざみ野駅周辺の沿線住民は、東急カードの保有率7割、TOKYU CARD ClubQカードは40%とカード保有率が高く、世帯収入も700万円を超えている。テナント各社には、アッパークラス向けの商材を強化してもらった。平均客単価は、既存の店舗に比べ100~200円アップを見込んでいる」。

<くつろぎの場としてのイートイン>
くつろぎの場としてのイートイン

くつろぎの場としてのイートインへの要望への対応、周辺にカフェが少ないことから、新業態「東急フードショーカフェ」(店舗面積約99m2、44席)を出店する。

ブレンドコーヒー(税込270円)、アルコール(481~601円)、モーニングセット(451円)、ハンバーグなどメインディッシュ(単品511~611円)、スイーツ(291~481円)などを用意している。

ワンドリンクをオーダーすれば、東急フードショースライス内で購入したデリや弁当をカフェで食べることもできる。

<goodish by Rosenheim>
goodish by Rosenheim

デリでは、ローゼンハイムの新業態で、肉と野菜を組み合わせて楽しめるデリ・サラダの「goodish by Rosenheim(グーディッシュ バイ ローゼンハイム)」が、駅直近の立地を生かしたパック・サラダ、惣菜を提供。

<麻布あさひ>
麻布あさひ

和洋総菜の「リナトキッチン」、鳥惣菜の「麻布あさひ」、中華総菜「紅燈篭」、韓国惣菜「カンナムキンパ」、とんかつ「新宿さぼてん」が出店。1ジャンル1テナントが登場し、多様なニーズに対応する。

<PAUL>
PAUL

ベーカリーは「PAUL」がオープン。通勤のメイン時間帯7~8時に合わせ、7時から営業している。

京樽は寿司の「京樽」、おにぎり「重吉」、寿司「関山」のトリプルコラボで出店する。

<吉田社長、ブールミッシュ・アルティザン>
ブールミッシュ・アルティザン

スイーツは、ブールミッシュのプレミアム業態「ブールミッシュ・アルティザン」が初出店。あざみ野店限定の「あざみ野スイートポテト」(1個税込324円)は、スイートポテトを日本に初めて紹介した吉田菊次郎社長の祖父にちなんだ商品。

<シブースト>
シブースト

吉田社長がパリでの修行時代に再発見した「シブースト」(2376円)などこだわりの洋菓子が並ぶ。

<わらび餅「すみ田」>
わらび餅「すみ田」

和菓子では、わらび餅「すみ田」が初出店。わらび餅(1パック200g582円)、かりんとう各種(50g、331円)などがそろう。

<エノテカ>
エノテカ

「エノテカ」では、デイリーからハレの日用のクオリティの高いワインまで幅広くそろう。

<食に関する13店がオープン>
食に関する13店がオープン

■東急フードショー・スライス
住所:神奈川県横浜市青葉区あざみ野2-1-1 エトモあざみ野1階
TEL:045-901-3240
面積:約386m2
営業時間:10時~21時(京樽・PAUL平日7時、土日祝日8時開店)

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