近商ストア/リンクス梅田に「ハーベス」出店、弁当・惣菜が充実
2019年11月14日 17:40 / 店舗レポート
近商ストアは11月16日、JR大阪駅北口の「ヨドバシ梅田タワー」内に建設された商業施設「リンクス梅田」に、スーパーマーケット「Harves(ハーベス)」をオープンする。11月13日マスコミ向け内覧会を開催した。
「リンクス梅田」は、日本初・新業態19店、関西初23店、大阪初13店を含むテナント約200店がそろう、地域最大級の商業施設。コミュニティワークスペース「WeWork」、約1000室のホテル、関西国際空港からのリムジンバスの到着ターミナルを併設している。
同店は、梅田地区に同店最大級の規模で初出店する。近隣のビジネスパーソンの昼食需要、観光客、ホテル利用者などの即食、簡便需要に対応し、食品スーパーマーケットとして梅田エリアでトップクラス、常時300~400SKUと既存店のデリカ構成比の高い店の2倍の弁当・惣菜数をそろえた。平均客単価は約1000円とみている。
手頃な価格の食品スーパーは近隣に少ないことから、野菜、果物、鮮度の高い魚介なども充実させた。
暮松直之店長は、「インストア調理の弁当、総菜を重視しているため、スタッフが従来店の2倍そろえた。梅田の商圏に合わせ、ボリュームのある弁当から女性に好まれるカフェ飯のような弁当、インバウンド向けのサーモンたくさん使った寿司など約200の弁当が楽しめる」。
「オーガニック食品を集めたビオ・マルシェのコーナーを初導入。初めての手作りスイーツ、イートインではクラフトビールも提供する。既存店に比べ、若い世代にもアプローチしたい」と説明した。
惣菜では、ワンコインでランチが食べられる買いやすい価格帯で展開。税別398円~500円で様々な弁当が楽しめる。
伯方の塩をまぶし、山形県産のこしひかりを使用して、一つ一つ店内で手作りしたおにぎりは、100円コーナーで定番の味をそろえた。
また、青果では、近畿大学の「ベジ・スキャン」を導入。野菜や果物の袋に貼ったQRコードをスキャンすると生産者の写真、産地の情報が閲覧できる。消費者と生産者をつなぐ実証実験となる。
さらに、「誰でもおいしく簡単に作れる」がコンセプトの料理動画メディア「デリッシュキッチン」のレシピ動画を店内で放映している。
■ハーベス リンクス梅田店
所在地:大阪府大阪市北区大深町1-1 リンクス梅田地下1階
TEL:06-6147-6056
売場面積:1143.2m2
営業時間:9時30分~22時
レジ台数:16台(通常レジ6台、フルセルフレジ6台、セミセルフレジ4台)
イートインスペース:22席
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