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ヤオコー/ヤングファミリー層向け商品強化「大宮櫛引店」出店

2022年05月17日 16:30 / 店舗レポート

ヤオコーは5月17日、埼玉県さいたま市に「ヤオコー大宮櫛引店」を開店した。ヤングファミリー層の支持を固めることをテーマにした店舗で、ドミナントエリア内でヤングファミリー層の取り込みを図る。

<ヤオコー大宮櫛引店>
ヤオコー大宮櫛引店

さいたま市北区と大宮区の境、埼玉新都心交通(ニューシャトル)「鉄道博物館駅」から西に約1.1㎞、JR「大宮駅」から約1.9㎞に立地し、比較的平坦な道が続くため、徒歩や自転車での来店がしやすい地域に出店した。周辺は、市街化調整区域に囲まれており、戸建てと中低層共同住宅が混在し人口が密集している。出店地周辺の人口・世帯数はともに増加傾向であり、年齢構成は、40~50歳代前半がボリュームゾーンとなっている。出店1㎞圏内の世帯構成は、2~3人世帯の割合が最も高くなっている。

<青果側入口からの全景>
青果側入口からの全景

精肉は、人気のローストビーフやヤオコー精肉の特徴的な取組みである馬刺しといったミートデリカを強化した。のっけ盛りやおつまみバイキングで選べる楽しさのある売場を実現した。

<ローストビーフコーナー>
ローストビーフコーナー

鮮魚は、圧倒的な旬の近海魚の単品量販や、ヤング層からの支持が高い「鮭・サーモン」を豊富な量目で提案するほか、名物企画として「豊洲まつり」を実施することで、毎日のおかずに選べて楽しい売場を目指す。

<鮭・サーモン売場>
鮭・サーモン売場

青果は、定期的に地元・産直フェアを開催し、お客へ鮮度、楽しさの打ち出しを行う。また、野菜では健康視点、女性をターゲットにきのこの提案と販売強化、果物はパインの売方やおいしさにこだわり、お客に訴求する。花は旬や季節を感じ、鉢物を楽しんでもらえる売場づくりに取り組む。

<台湾産木熟パイナップル>
台湾産木熟パイナップル

惣菜は米飯を強化し、毎日できたてのおいしさを提供する。ランチの時間帯では豊富な品揃えで「今日のおすすめ弁当」を展開、夕方にはできたてのローストビーフ丼を提供する。また、時間帯別のお客のニーズに合わせた鉄板焼き商品で、ライブ感のある売場を実現する。

<惣菜売場の厨房>
惣菜売場の厨房

寿司はちらし寿司を主力商品とし、「温玉で食べる!やみつきポキ丼」「ごま油香る!海鮮アボカド漬け丼」「たたき鰹のてこね寿司」をはじめとする話題商品や、握り・巻物の多人数用盛合わせといったヤング層に支持が高い商品を取り揃えた。

<温玉で食べる!やみつきポキ丼>
温玉で食べる!やみつきポキ丼

インストアベーカリーは、特にランチタイムのニーズに向けて、店内手づくりで、できたてのおいしさを味わえる各種ピザとバーガーを強化。一人で食べきることができるサイズの「ハッピーピザ」を新たに開始する。また、朝食にピッタリの量目の食事パンのコーナーや、ヤオコーでしか買えない名物商品のどら焼きや冷スイーツ、ミニパンなども展開する。

<ハッピーピザ>
ハッピーピザ

日配食品では、年々市場が伸びている乳酸菌飲料・飲むヨーグルトを重点カテゴリーに掲げ、売場を拡大して展開する。また、さいたま市において1世帯当たりの支出額が高い水準のうどんに着目し、こだわりからご当地商品、値頃商品まで幅広く取り揃えた。

<うどん売場>
うどん売場

ドライ食品は、ヤオコーでしか買えないプライベートブランド商品・自社直輸入の小川貿易商品、また季節限定商品を豊富に品揃えし、ヤオコーならではの楽しい売場づくりに取り組んだ。酒・住居売場では、リキュール・チューハイを強化するとともに、ペットの健康を考えたペットフード関連商品の品揃えを充実させた。

<直輸入ワインを訴求>
直輸入ワインを訴求

出店により、店舗数は埼玉県97舗、千葉県32店舗、群馬県16店舗、東京都12店舗、神奈川県9店舗、茨城県7店舗、栃木県5店舗の計178店舗になる。

■ヤオコー大宮櫛引店
所在地:埼玉県さいたま市北区櫛引町2丁目109番地
TEL:048ー788ー4011(代表)
店舗面積:1837.84m2
延床面積:2988.18m2
営業時間:9時00分~21時45分
休業日:1月1日、1月2日、他1日
年間売上:初年度18億円(予定)
駐車台数:屋上駐車場57台、共用駐車場62台
駐輪場:98台
バイク置場:5台
従業員:正社員17人、パートナー・ヘルパー・アルバイト116人(延べ人数)
テナント:ATM、証明写真機

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