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ファミリーレストラン/7月既存店ジョイフル、ロイヤルホスト増、3社減

2018年08月24日 16:00 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した7月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく1.8%減、サイゼリヤ5.0%減、セブン&アイ・フードシステムズ0.8%減と前年同期を下回った。

一方、ジョイフル0.4%増、ロイヤルホスト1.5%増とプラスになった。

<ファミリーレストラン イメージカット>
ファミリーレストラン

客数は、すかいらーく2.6%減、サイゼリヤ5.2%減、セブン&アイ・フードシステムズ5.2%減、ジョイフル10.7%減、ロイヤルホスト3.5%減と5社すべて減少した。

客単価は、すかいらーく1.2%増、サイゼリヤ0.2%増、セブン&アイ・フードシステムズ4.6%増、ジョイフル12.5%増、ロイヤルホスト5.2%増と5社そろって増加した。

■すかいらーく(2017年12月期:売上高3594億円)
既存店売上高は1.8%減、客数2.6%減、客単価0.9%増。全店売上高1.2%増。

前年の7月度よりも土曜日が1日少なかったこと、7月上旬の西日本での集中豪雨や28日土曜日・29日日曜日の逆走台風などの天候影響により、既存店売上高に2%程度のマイナス影響があった。

2017年以降オープンした新店売上高効果が想定通りに上積みされ、全店売上高は1.2%増加した。

猛暑の影響もあり、冷たいデザート類の販売が好調で単価増に寄与。

リモデルを26店(うち4店が夢庵の個室リモデル)実施し、既存店売上高にプラス影響があった。

デリバリー・テイクアウト売上は前年同月比10%超増と引き続き好調に推移している。

7月度新規出店は10店(から好し3店、しゃぶ葉2店、台湾2店、その他3店)、7月末で合計3194店舗。

■サイゼリヤ(2017年8月期:売上高1483億円)
既存店売上高5.0%減、客数5.2%減、客単価0.2%増。店舗数994店

全店売上高2.9%減、客数2.8%減、客単価0.1%減。店舗数1081店

■セブン&アイ・フードシステムズ(2018年2月期:売上高801億円)
既存店売上高0.8%減、客数5.2%減、客単価4.6%増

全店売上高2.9%減。

■ジョイフル(2017年12月期:売上高656億円)
既存店売上高0.4%増、客数10.7%減、客単価12.5%増

全店売上高0.7%増、客数10.4%減、客単価12.5%増

出店1、閉店2、店舗数731店。

■ロイヤルホールディングス(2017年12月期:外食事業621億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高1.5%増、来客数3.5%減、客単価5.2%増

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