日販/12月売上、4年9カ月ぶりの前年並みに
2019年01月07日 10:05 / 月次
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日本出版販売が発表した2018年12月の雑誌・書籍・コミック売上動向によると、雑誌・書籍・コミック合計売上は前年同月比0.0%となった。
内訳は、雑誌5.3%減、書籍2.0%減、コミック13.0%増、開発品5.9%増だった。
2018年12月のPOSは100.0%。2014年3月以来、4年9カ月ぶりの100%超えとなった。
雑誌は、『otona MUSE 2月号(宝島社)』が、DEAN&DELUCAの特大デリバッグ付録で売上を牽引した。
書籍は、好調だった文芸書・ビジネス書が前年を割り込んだが、児童書・学参書・文庫が100%超えとなった。
特に佐伯泰英の『空也十番勝負 青春篇 未だ行ならず 上・下(双葉社)』が貢献した文庫は、2016年9月以来、2年3カ月ぶりに100%超えた。
コミックは、『ONE PIECE 91(尾田栄一郎/集英社)』が牽引し5カ月連続、開発品は、2018年1月以降、12カ月連続の前年同月比増だった。
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